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パン大好き主婦、はつがカエデです。
成城石井で人気No.1の食パン「パン職人のこだわり湯種食パン」食べたことありますか?
私も「湯種食パンってどんな味がするんだろう」と思い、買って食べてみました。
ふわふわ・もちもち生地のパンでおいしかったです。口溶けの良さも魅力的です。
ただ、ちょっと値段を考えると「もう一度、買うまででもないかな…」が正直な感想でした(^_^;)
この記事で「パン職人のこだわり湯種食パン」の、次の内容をお話しします。
- 私の食べた感想
- 湯種(湯種製法)とは?簡単にまとめてみた
- 買う価値はあるか?
- みんなの口コミ
- 商品情報(原材料・カロリーなど)
成城石井「パン職人のこだわり湯種食パン」を食べた感想
見た目は「普通の食パン」です。
トーストして食べてみました。
パン生地はふわふわ・もちもちとしています。
水気のないパサパサ感は全くありません。優しい口当たりの食パンです。
小麦本来のうまみや甘みも感じられておいしいです。
そして一番印象的だったのが「口どけの良さ」です。
ふつう食パンを噛んでいると、最終的には「パンのかたまり」として口に残りますよね。
それがこの「パン職人のこだわり湯種食パン」だと、パンがスーッと口の中で溶けていくんです。
「普通の食パン」にはない食感に、食べていてびっくりしました。
「ふわふわ・もちもちとしたパンが食べたい」
「パサパサしてない、口当たりの優しい食パンが食べたい」
そんな方におすすめの食パンです。
湯種(湯種製法)とは? 簡単にまとめてみた
「湯種パンって聞いたことはあるけど…普通のパンと何が違うの?」
私もそう思っていました。
なので「湯種食パン」について、簡単にまとめてみました。
「湯種食パン」って何?
湯種とは「パン生地に使用する小麦粉の一部に熱湯をくわえてこね、一晩寝かせておもちのようにした生地」のことです。
熱湯をくわえることで小麦粉中のでんぷんが「のり状」になります。(糊化:こか)
(補足:フエキのりのようなでんぷんのりは、でんぷんに「水と熱」を加えて作られます。湯種と作り方は同じですね)
糊化した生地=湯種をパン生地に加えることで、モチモチとした食感のパンになります。
「湯種食パン」はこんなところが魅力です。
- 水分をたくさん含んでいる
- 甘みやうまみが増す
- 時間が経ってもパサつきにくい
モチモチ食感が好きな、日本人向きの食パンです。
「湯種食パン」は手間がかかる
実は「湯種食パン」、作るためには時間も手間もかかります。
ざっくり製造工程を説明すると、こんな感じです。
- 小麦粉と「ボコボコと沸騰した熱湯」をよく混ぜる
(普通の食パン作りには、お湯は使いません) - しっかり混ざったら一晩(12時間ほど)冷蔵庫で寝かせる
- 通常のパン生地を作り、湯種と混ぜ合わせる
つまり「通常のパン生地作り」の前に「湯種作り」の工程が入ります。
しかも湯種は作った後、一晩寝かせる必要があるため、前日からの作業が必要になります。
このように、湯種食パンは「時間も手間もかかった」食パンなんです。
「湯種食パン」を家で作るのは、ちょっと大変かもしれませんね(^_^;)
成城石井「パン職人のこだわり湯種食パン」買う価値はあるか?
「パン職人のこだわり湯種食パン」は、5枚入り(1.1斤)で税込400円。
「毎朝食べる食パン」として買うには、ちょっとお高いですね(^_^;)
ですが「湯種食パン」自体が、とっても珍しいパンなんです。
スーパーで「湯種食パン」を探しても、なかなか見つけられません。
唯一調べてみてヒットしたのが神戸屋の「匠水(たくみ)」。
神戸屋の「匠水(たくみ)」は4~5枚切りで188円で入手できるみたいです。
(私がスーパーに行ったとき、神戸屋の「匠水」は見当たりませんでした)
そして「湯種食パン」で有名なのが、食パン専門店 高匠(たかしょう)です。高匠の湯種食パンは、楽天市場で2斤で800円(税込)です。1斤400円くらいですね。
つまり、「湯種食パン」の他メーカーと比較するとこんな感じです。
- 成城石井の湯種食パン…1.1斤で400円
- 神戸屋の匠水…1斤で188円くらい
- 食パン専門店「高匠」の湯種食パン…1斤で400円くらい
「湯種食パンを手軽に食べたい」なら神戸屋でいい。
「高級な湯種食パンを食べたい」なら高匠でいい気がする…。
そう考えると「成城石井じゃないと買えない」とか「お得さ」はあまり感じられません。
ですが湯種食パンは「手間も時間もかかる」ので、値段が高くなってしまう理由もわかります。
それに成城石井の「パン職人のこだわり湯種食パン」は、とてもおいしかったですよ。
普段食べる食パンとは違った味や食感、くちどけが楽しめました。
なので「湯種食パンってどんなものかな」と気になった方は、食べてみていいかもしれません。
個人的には「国産小麦の全粒粉入り食パン」の方が好みです。
お得感もおいしさも、こちらの方が上に感じました。
▼成城石井「国産小麦の全粒粉入り食パン」レビュー記事はこちら
成城石井「パン職人のこだわり湯種食パン」口コミ
「パン職人のこだわり湯種食パン」商品情報(原材料・カロリーなど)
商品名 | パン職人のこだわり湯種食パン |
価格 | 400円(税込) |
内容量 | 5枚(1.1斤) |
原材料 | 小麦粉、湯種(小麦粉、砂糖、食塩、脱脂粉乳)、加糖練乳、バター、砂糖、イースト、脱脂粉乳、調味酢、食塩、(一部に小麦・乳成分を含む) |
カロリー | 1枚当たり217kcal |
製造所 | 成城石井セントラルキッチン |
まとめ
♦成城石井「パン職人のこだわり湯種食パン」を食べた感想
- パン生地はふわふわ・もちもちしている
- パサパサ感は全くなく、優しい口当たりの食パン
- 一番印象的だったのは「口どけの良さ」
♦湯種(湯種製法)とは? 簡単にまとめてみた
- 湯種…小麦粉の一部に熱湯をくわえてこね、一晩寝かせておもちのようにした生地
- 湯種をパン生地に加えることで、モチモチとした食感のパンになる
- 「湯種食パン」を作るためには時間も手間もかかる
- 熱湯をくわえたり、前日からの作業が必要
♦成城石井「パン職人のこだわり湯種食パン」買う価値はあるか?
- 「成城石井じゃないと買えない」とか「お得さ」はあまり感じられない
- 「湯種食パンってどんなものかな」と気になった方は、食べてみていいかも
成城石井「パン職人のこだわり湯種食パン」 は、ふわふわ・もちもちが魅力な食パンです。
手間も時間もかかった食パンだけあって、いつもの食パンには感じられない「口どけ感」も味わえます。
確かに味はおいしかったんですが…。
「また400円をだしても食べたいか」と言われれば、ちょっと考えちゃいますね(^_^;)
「湯種食パンを食べたことない方」は、一度食べてみてもいいかもしれません。
▼個人的には「国産小麦の全粒粉入り食パン」がおすすめです
▼成城石井の「果実60%ジャム」、食パンにとってもあいますよ!