閲覧ありがとうございます。主婦のはつがカエデです。
2023年2月下旬に「パニック障害」と診断されました。
この記事では、以下の内容をお話しします。
- 私のパニック障害になった原因
- パニック障害になったきっかけ
- 病院に行ってどうなったのか
- 今はどうしているのか
- おすすめの本やサプリ(整腸剤)など
私のパニック障害は家族が原因だと思う
私はこんな性格の持ち主です。
- 一人が好きだけど、一人じゃ生きていけない
- 人に嫌われる・離れていくことが怖い
- 何事も「最悪を想定して」考える
- 幸せになりたい、でも幸せって何?
- 悪い事が起こったら、その原因が分からないと気が済まない
- 人と仲良くなりたいけど、仲良くなるのが怖い
- 親しい人とずっとそばに居たい(それ以外の人は怖い)
- 「自分が頑張ればいい・耐えればいい」と思っている
一言でいえば「寂しがりや・超慎重派・ネガティブ人間・我慢強い性格」です。
そんな性格が不安障害(パニック障害)の原因になったと思っています。
このような性格になったのは、おそらく「昔の3つの出来事」が原因です。
①私の父親
私の父親は、いつも母や私を見下すような発言をしていました。
「おまえが悪い」「調子に乗るな」「甘い!」「おまえは○○(悪い表現)だなぁ」
大声で叱られ、時には頭を叩かれました。父親の存在がとても恐怖でした。
(なので大声で威圧的な男の人は、今でも苦手です…)
褒めたり共感してくれたりすることは、ほとんど無かったです。
お金で養ってくれたことに感謝はしていますが、それ以外は何も思えません。
結婚前には「おまえはもう、うちの子じゃない」とまで言われました。
(多分「実家に甘えず、夫婦2人でやっていけ」という意味なのでしょうが…)
この言葉がずっと胸に刺さったまま、今も苦しんでいます。
私の実家には、もう私の居場所はないと思っています。
②私の母親
私の母は精神的に弱いです。
父親に文句や要求を言えるような性格ではなく、言い返せずにため込むタイプ。
なので「いつも父親の顔色を見ている」かのような感じでした。
おそらく「見捨てられ不安」があるのだと思います。
その「父親に言い返せないイライラ」を私や兄弟に当たりました。
いつも私や兄弟に、父親の愚痴を吐いてストレス解消していました。
「あの人は私の事をバカにしてる!」は耳にタコができるほどよく聞きました。
なので私は子供のころから、母は「私を守ってくれる人」というより、
私が「母親を父親から守らないといけないんだ」と思い込んでいました。
母が「子ども」、私が「母親もしくは父親」のような役割になっていました(親子逆転)
中学の頃には、ついに母が精神的におかしくなり、別人のようになりました。
優しかった母親が気が狂っている様子を見るのは、かなりキツかったです。
母だけ、母の実家に長期療養で帰ったことがあります。
その当時の私は中学生で、実はいじめに合っていました。
(さらに小学校の頃は、教師から体罰もうけていました)
でも、父も母も誰も助けてくれないと、一人で耐えていた感じです。
とても悲しかったし、寂しかったです。
さらに私が夫と結婚し、私が家から出ると決まった時には、
「私を置いていくの?」「なんで近所の男と結婚してくれなかったの?」など、
罪悪感たっぷりの言葉を毎日浴びせられました。とても辛くて毎日泣いてました。
それ以来、実家に帰るのがとても怖いです。
③私の夫
私の夫も、子供時代に家族仲の悪い家で育ちました。
なので「家族仲が悪い」と言うのは良くないと、よくわかっている人です。
性格はとても優しいですし、私の気持ちもよく理解してくれます。
ただ、昔育った環境のせいか、自分を責める癖や頑張りすぎる癖があり、
30代半ばでうつになってしまいました。
うつになる直前の夫は「まるで別人のように荒々しい性格」でした。
とても戸惑いましたし、とても怖い思いをしました。娘を守らないとと思いました。
心療内科に受診し、休職するように言われ、薬を飲み始めるようになってから、
荒々しい性格は落ち着いたものの、逆に「精気が抜けたような」状態に。
ボーっと動画を見ているだけとか、一日中寝ているだけとか、そんな感じでした。
そんな夫を見ていて私は「昔の夫に、もう戻らないのではないか」とか、
「私が正社員で仕事をしてたら、病気の夫も養えたのに」とか、
「娘(当時は3歳)に悪影響があるのではないか」とか、
毎日不安に押しつぶされそうでしたし、不甲斐ない自分の事を責めていました。
ですが娘やうつの夫に、そんな「不安な様子」を見せるわけにはいきません。
必死に孤独感や焦燥感、不安感を押し殺して、明るく振舞っていた感じです。
もちろん実家には頼れません。
義実家も頼れません。(義父がややこしい人なので)
頼れば逆に厄介な事になると思って、何も言いませんでした。
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パニック障害になったきっかけ
パニック障害になったきっかけは、夫の体調不良です。
先ほどもお話ししましたが、夫はうつで半年間休職した過去があり、
復職しましたが完全に治ったわけではありません。薬を飲みながら仕事をしています。
そしてどうしても冬になると、体調を崩します。
冬は「うつ」の人が多くなるように、うつを患った人にも辛い時期のようです。
(日照時間が少なかったり、寒くて外に出づらくなるのが原因なのかも)
なので夫もよくお腹を壊したり、一日中寝ていたりすることが多いです。
そんなある日、夫が「会社の前になると体調崩すなぁ、ストレスかな」とポロリ。
それを聞いた私は寝る前に、こう思ってしまいました。
「夫は今も無理して仕事してるのかな…」
「私が正社員で働いていたら、夫は休むことができるのに」
「夫が働けなくなったら、娘をどうやって養っていけばいいんだろう」
「娘が登園しぶりをしているのは、私が不安がっているせい?」
「すべて私のせいなんだ」と思った瞬間、それは突然起こりました。
「底なしの穴に落ちていく」かのような感覚におそわれました。
息のしかたもわからない、胸がドキドキして止まらない、冷や汗が止まらない。
気分を紛らわせるためにスマホを見ても、何も頭に入ってこない。
めちゃくちゃ怖かったです。何が起きたのか自分でも分からなかったです。
「これ以上落ちたら私じゃなくなる」と必死でもがいている感じでした。
その日は一睡もできずに朝を迎えました。
その日から夜になるのが、ものすごく怖くなりました。
「もうあんな体験をしたくない…」それから4日ほど、ほぼ寝れなかったです。
病院で「パニック障害」と診断される
「このまま眠れない状態が続いたら、今度は私がうつになってしまう」
「そうなったら夫や娘に迷惑をかけてしまう、実家にも言わないといけなくなる」
「私の母のように、別人のようになるのはイヤだ」
そう思って、早めにメンタルクリニックへ行きました。
事情を説明すると「パニック障害」と診断されました。
不安を抑える薬と、軽い睡眠薬を処方してもらえました。
当日翌日はまだ不安感がありましたが、数日後にはいつも通りの私に戻りました。
「普通に眠れるって、こんなに幸せなことだったのか」と痛感しました。
「不安が止まらない」「眠れない」「寝つきが悪い」
「人生何も楽しくない」「食欲がない」と思ったら、
早めに精神科へ行きましょう。眠れないのは本当にヤバいです。
不安障害・パニック障害については厚生労働省HPをご覧ください。
まとめ:パニック障害を克服したい
ただ薬はあくまで「症状を抑えるもの」です。
私の「何事も不安がる性格」を変えないと、またパニック障害が起きてしまいます。
それに夫の事を「信頼しているようで実は信頼していなかった」のも原因だったようです。
夫に『体調を崩すのは昔からの事だし、今は無理しないように仕事してるよ。
仕事を辞めたいなんて思ってない。もっと自分のことを信頼してほしい』と言われました。
私の「一人で頑張らないといけない」と思い込む性格も原因だったのかもしれません。
なので「考え方を変える」カウンセリング(認知行動療法)を受けるつもりです。
私は夫や娘のためにも、パニック障害を克服したいと思っています。
今までの不安要素が積み重なり、潰れてしまったのだと思います
- 実家が「心安らげる場所じゃなかった」こと
- 両親に甘えられなかったこと
- 何かあっても両親には頼れないこと
- 教師の体罰・いじめに遭っていたこと
- 母親が精神的におかしくなったこと
- 夫がうつを患ったこと
- 娘が登園しぶりをしていること
ですが「不安になる」のは誰でも同じです。
そして日本人は「不安を感じやすい人種」らしいです。
なので不安にどう向き合って、どう対処するかが大切。
「不安を感じすぎない」ようにトレーニングしていきます。
パニック障害のおすすめ本やサプリなど
▼今はこの本を読んで、自分なりに不安の克服方法を勉強しています
不安を和らげる方法が、わかりやすくまとめてあっておすすめです。
▼パニック障害は精神安定ホルモンである「セロトニン」が大きくかかわっています。
「セロトニン」は腸で作られるそうですが、腸の調子が悪いとうまく作られません。
しかも日本人はセロトニンが不足しがちで、不安を感じやすい人種らしいです。
腸の調子が悪いと脳が不安を感じるので(脳腸相関)、整腸剤を飲んでいます。
(確かに私も夫も、昔からおなかの調子がずっと悪いです…)
▼アマニ油は不安症状の軽減や、女性ホルモンを整える働きがあります。
月経前はホルモンバランスが乱れ、セロトニンが減るそうです。
月経前は特に気分が不安定になりますよね。女性ホルモンのせいだったんですね。
なのでアマニ油を「毎日小さじ1杯」摂取するようにしています。
▼何か良くないことがあったり、自分の力不足を感じたとしても、
「全て自分のせいだ」と思うのは辞めたほうがいいです。私のように病みます。
その自分を責めてしまう性格は「親から植え付けられたもの」の可能性が高いです。
こちらの本を読んで「自分らしい自分の人生」を取り戻しましょう。
▼「幸せになりたい」…あなたは幸せって何だと思いますか?
日本人は結果主義で「学歴・成績・役職・お金の額」を幸せの価値だと思いがちです。
そして「自分の健康・家族とのつながり」をないがしろにしがちです。
だから精神的に病んだり、夫婦仲がギクシャクしてしまいます。
「本当の幸せとは何なのか」を教えてくれる良い本です。
(幸せホルモンのセロトニン・オキシトシン・ドーパミンについて書かれています)