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ゼノブレイド2黄金の国イーラ感想&レビュー!悲しいけど面白い

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閲覧ありがとうございます。ゼノブレイド好き主婦のはつがカエデです。

ゼノブレイドはDE・2・3クリア、Xは途中までプレイしました。

黄金の国イーラは、ハッピーエンドではありません。バッドエンドです。

バッドエンドだからこそ、ゼノブレイド2本編でヒカリ(ホムラ)救いの旅が始まります。

主人公シンとラウラの「温かくて悲しい物語」が特徴の物語です。

黄金の国イーラをプレイしてからの方が、ゼノブレイド2はもっと楽しめますよ。

ゼノブレイド2本編のヒカリ・メツ・シンについて「よくわからなかった」という方や、

「ゼノブレイド2の世界観にどっぷり浸かりたい」という方は、

ぜひ黄金の国イーラをやってみてくださいね。

カエデ

記事の前半では、以下の内容をお話しします。

  • 2本編とイーラ、どちらから始めるべきか?
  • イーラのゲームはどんな感じなのか

そして記事の後半では「超ネタバレ感想」をお話ししています。

ネタバレが嫌な方は途中でブラウザバックしてくださいね。

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▼黄金の国イーラについても描かれています

ゼノブレイド2と黄金の国イーラどっちからすべき?

黄金のイーラはゼノブレイド2のエキスパンションパス第4弾のゲームです。

なので本来はゼノブレイド2本編→黄金のイーラが正当な順番になります。

ただ、個人的には黄金のイーラ→ゼノブレイド2本編の順の方が良いなと思いました。

カエデ

ゼノ2本編→黄金のイーラ→ゼノ2本編(再)をした私の個人的意見です

黄金のイーラは、ゼノブレイド2の500年前の話です。

ゼノブレイド2本編でなぜ、

マルベーニ VS メツ・シン VS ヒカリという敵対関係になっているのかが、

黄金のイーラをプレイすればわかります。

ゼノブレイド2本編だけプレイした時は、

どうもヒカリの事がよくわからなかったですし、

なぜメツとシンが一緒に行動しているのかもよくわかりませんでした。

黄金のイーラをプレイしてやっと、

ヒカリは「ものすごく悲しい過去」があってホムラになっているのだな、

シンは「幸せを奪われた復讐」でああいう行動をしているのだな、

メツ自身も「本当に滅ぼしたくて世界を滅ぼしているわけではない」のだな、

更にメツは「シンの復讐目的」が自分にも原因があると自覚しているから、

シンとともに「秘密結社イーラ」として行動しているのだな、とか

2本編だけでは分からなかった、キャラの言動にも理解できるようになりました。

(レックスが天の聖杯ホムラ(ヒカリ)と同調できた理由も何となくわかります)

なので本来は「ゼノブレイド2本編→黄金のイーラ」の順ですが、

私は「黄金のイーラ→ゼノブレイド2本編」の順でプレイすることをおすすめします。

黄金の国イーラをプレイした方が、2本編の内容がより深く理解できますよ。

カエデ

黄金のイーラは、ゼノブレイド2本編と「ほぼ独立した」話です。

なのでゼノブレイド2本編をやっていなくても楽しめますよ。

黄金の国イーラとは?  簡単なあらすじ

ゼノブレイド2の世界「アルスト」では、人々は巨神獣(アルス)の上で生活しています。

逆を言うと、巨神獣の上でしか人間は生きられないという世界。

人間は巨神獣の上で国を築き、生活しています。

(巨神獣以外は雲海が広がっていて、人が住めるような土地はありません)

そんなアルストで、マルベーニが属する「アーケディア法王庁」という国が、

軍事大国「シヤ」とその巨神獣を、なんと一日だけで陥落させました。

世界を震え上がらせたシヤの消滅…

実はたった一人のブレイド「天の聖杯 メツ」が行ったものでした。

メツは「人間は世界は滅びたがっている」といい、

無慈悲に無差別に、巨神獣や人々へ襲い掛かってきます。

やがて主人公ラウラたちが暮らす「黄金の国イーラ」にもその危機が迫ります。

ラウラとシンについて

主人公ラウラは、ブレイドのシンと傭兵を生業としながら生活していました。

ラウラの見た目は20歳くらいに見えますが、実は27歳の大人の女性。

悲惨な生い立ちなのに(ゲーム中で自分で「ワケありなんだ」と言っている)、

とても心優しい性格で、ブレイドのことを家族だと思っています。

なのでシン・カスミ・ラウラの3人は、強い信頼関係で結ばれていたようです。

カエデ

シンはメツに「お前のような良いドライバーと巡り合えるとは限らない」

と言われているので、ブレイドにとって良いドライバーだったのでしょう

一方ブレイドのシンは、実は盗賊ゴウトによって盗み出された「イーラの秘宝」

ゴウトに(多分娼婦的な意味で)雇われていた女性の子供がラウラであり、

当時10歳のラウラがシンのコアクリスタルに触れてしまったことから、

ラウラとシンのドライバー・ブレイド関係が始まります。

ラウラを×そうとするゴウトから守るため、シンはゴウトの腕を切り落とし、

「ラウラの事は俺が守る」と誓いを立て、ゴウトから逃げ出すように家を出ます。

それから17年間ずっと2人で支え合いながら生活してきました。(途中でカスミも加入)

ラウラはずっとシンやカスミとともに、

ゴウトから逃げ出してきた時に置いてきてしまったラウラの母親を探しており

その道中でイーラの王子アデルと、ブレイドのヒカリに出会います。

そこからラウラとシンは、イーラとメツとの戦いに巻き込まれていきます。

カエデ

ゼノブレイド2本編の主役は「レックスとホムラ(ヒカリ)」ですが、

黄金の国イーラは「ラウラとシン」が主人公です。

ちなみにシンの鬼の仮面はラウラの手作りなのだそうです。

クリア時間・ボリュームについて

私は難易度ノーマルで、20時間弱、レベル59でクリアしました。

多分レベル50くらいあったら、ラスボスも倒せると思います。

結構レベルはサクサク上がっていく感じですね。

サブクエスト(ヒトノワ)などをしなければ、もっと早くクリアできると思います。

ただイーラの世界に住む人たちが、ラウラたちの助けによって繋がっていく様子

まさに「人の輪(つながり)」を広げていく作業はとても面白いです。

モブキャラたちも「この瞬間を生きている」という実感がわきます。

カエデ

ゼノブレイドやゼノブレイド3の「キズナグラム」みたいなものです

ちなみにゼノブレイド2本編にはキズナグラムがありません。

ですが冒険できる巨神獣は、イーラとグーラの一部だけです。

なのでフィールド探索にそこまで時間はかかりません。

たくさん遊びたい人には、ちょっと物足りないかもしれませんね。

ゼノブレイド2と黄金の国イーラの戦闘は違う

ゼノブレイド2では、ブレイドの武器を使ってドライバーが戦いましたが、

黄金の国イーラでは、ブレイド自身も戦闘に参加します。

ドライバーとブレイドが前衛・後衛を交代することを「スイッチ」と言います。

なので本編ではドライバーの後衛で戦っていた、

カグツチ・ワダツミ・ヒカリも、イーラでは前衛で戦うことができます。

ドライバーとブレイドは一心同体なので、

ドライバーがやられれば、ブレイドも同じく戦闘不能になります。

ブレイドがやられれば、ドライバーも戦闘不能になります。

なので2本編の「ドライバーの戦いを支援するブレイド」という関係ではなく、

ドライバーとブレイドは一緒に戦うチームと言う感じになっています。

「みんなで一緒に戦っている」という感じが味わえるので、

個人的にはゼノブレイド2本編より、イーラの戦闘スタイルの方が好きです。

カエデ

登場するブレイドも6体と限られているのがいいですね!

あと通常戦闘曲がとてもオシャレなので、ぜひ聞いてみてください。

買うべき?やるべき?:辛いけどやる価値あり

「ハッピーエンドじゃなくても、話がシリアスでもOK!」って人向けです。

あと声優陣がとても豪華です。今の時代考えられないほどの豪華メンバー揃い。

でも「ゲームで悲しい気持ちになりたくない」って人には向きません。

約束された「バッドエンド」なので、そこは気を付けてください。

ただ「黄金の国イーラ」をすれば、

もっとゼノブレイド2本編の世界観を楽しめると思います。

より「ヒカリ(ホムラ)を救ってあげないと!」って思えると思いますよ。

あと個人的に、ゼノブレイド2本編は「男性向け」って感じなんですけど、

(胸が大きくて、露出の多い女の子がたくさん出てきますしね…)

黄金の国イーラは「精神がしっかりした大人のメンバーが多い」ので、

「ゼノブレイド2本編のノリが苦手だった」女性でも楽しめると思います。

「シンとラウラについてもっと知りたい!」って人はぜひ買いましょう。

この下からストーリーの超ネタバレが含まれます。

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ゼノブレイド2本編をやるなら「エキスパンションパス」を、

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ネタバレ!エンディング含めての感想・考察

ラスボスと倒すとムービーが始まり、ヒカリとメツによる「聖杯大戦」の様子が流れます。

「聖杯大戦」の被害によって、黄金の国イーラは滅んでしまいます。

ヒカリ・アデルと一緒に旅してきた仲間のミルトは戦いに巻き込まれて亡くなり、

ユーゴはアデルをかばって亡くなりますし、

ユーゴが亡くなったことにより、カグツチとワダツミもコアクリスタルに戻ります。

あんなに仲良くしていたメンバーが散り散りになっていく姿は見ていて悲しい。

自分が引き起こした戦いでない(マルベーニやメツが原因)とはいえ、

ヒカリは自分のせいで仲間を失い、イーラも滅ぼしてしまったとショックを受け、

別人格である「ホムラ」を生み出し、姿を変えてしまいます。

カエデ

ゼノブレイド2本編では、

イーラの巨神獣はモルスの地(雲海の下)に沈んでいます。

それを見ると悲しくなりますね…。

エンディング後のアデルについて

イーラの王子であったアデルは故郷を失ってしまいます。

アデルはラウラに「抵抗軍(アデルの仲間)」を託し、

ホムラを後世に託すため古代船へと封印し、船が雲海の下へ沈むのを見届けます。

(本当のドライバーがあらわれるまで、天の聖杯の力を悪用させないためにです)

アデルはその後「リベラリタス」へたどり着き、イヤサキ村を築きます。

ヒカリとホムラが本当の姿になるための「第三の剣」をエルピス霊洞に置き、

セイリュウ(じっちゃん)に村の守護を頼んだ後、表舞台から姿を消してしまいます。

カエデ

ゼノ2本編のレックスはイヤサキ村育ちです。

ただしレックスが2歳の時「イーラの服を着た母親」によって、イヤサキ村へ連れてこられました。

なのでもしかしたら「イーラの生き残り」かもしれません。

その後じっちゃんが親代わりになってレックスを育てていますので、

アデルには「先見の明」があったのかもしれませんね。

アデルには(ゲーム上登場しませんが)身重の奥さんがいます。

アデルの目の色は金色、レックスの目の色も金色なので、

もしかしたらアデルの子孫がレックスにあたるのかもしれません。

だからゼノブレイド2本編でも、ホムラと同調できたのかもしれませんね。

ゼノ2本編で、メツが「その瞳の色、もっと注意しておくべきだった」と言ってます。

アデルは「ヒカリとホムラの本当のドライバー」が現れるまで、

自身の死後もエルピス霊洞で、ヒカリとホムラを守っていたことになりますね。

エンディング後のラウラについて

一方、アデルと別れたラウラ・シン・カスミ・サタヒコはその後、

アーケディアによって実験体にされモンスター化したゴウトに襲われますが、

シン・カスミと協力してゴウトを倒します。

ラウラの「母への想い」はここで一段落するんですよね。

母を「アバズレ」扱いするゴウトを倒せて、そこは報われて良かったなぁと。

そしてアデルに託された抵抗軍が無事生き残っていたことが判明し、

4人は喜び、これからの希望を見出します。

でもたとえメツがいなくなっても、人がいる限り平和は訪れない。

「破滅を願う人」がどの時代にも出てくるからです。

その時にシンがとラウラが、

「どんなことがあってもドライバーとブレイドの絆があれば変わっていける」

という発言をするんですよね。

ですがその直後、マルベーニ率いる討伐軍によってアデルの抵抗軍が襲撃され、

その際にシンの大切な存在だったラウラも致命傷を負い、亡くなってしまいます。

この事件が、ゼノブレイド2本編のシンの行動へつながっていきます。

ラウラが亡くなった後、カスミはコアクリスタルにもどり、

2本編ではマルベーニのブレイドになっています。

マルベーニによってシンは「ラウラもカスミも」奪われてしまいます。

カエデ

黄金の国イーラ編では、ラウラが亡くなるシーンは流れません。

2本編の「シンの回想シーン」で、その様子が描かれています。

「3人で戦争で孤児になった子たちの家を作る」という夢もあった、

ラウラの最後は本当に悲しいです…(感情がぐちゃぐちゃに)

エンディング後のシンについて

ラウラが亡くなった後、シンはラウラの前のドライバーであった、

「オルネラと暮らしていた家」に戻ってきます。

(シンには「オルネラと過ごした記憶」はありません)

カエデ

シンはオルネラと夫婦関係にありました。

その当時のシンが「ドライバーが亡くなると、ドライバーと過ごした記憶も無くなる」と理解しており、

「ドライバーとの絆を忘れないための方法」が日記に書かれていました。

(ラウラにはその日記を隠していました)

そこで家ごと「自身の日記」と「パーティ皆で撮影した記念写真」を燃やします。

そして「ブレイド」だったシンは、ラウラが亡くなった後、

ヒトの細胞を取り込んだ「マンイーター」となり、ひとり旅立っていきます。

(この時点でシンのコアクリスタルは赤色(マンイーターの証)になっています)

2本編で、シンの胸部分に「深く切り込まれた跡」があることから、

「ドライバーとの絆を忘れないための方法」である、

ラウラ(ドライバー)の細胞(心臓)を自分に取り込んだのだと思われます。

ですが他のマンイーターのコアクリスタルは「青と赤が混ざったような色」なのに、

マンイーター化したシンのコアクリスタルだけ「血のような赤色」です。

「細胞」ではなく「心臓そのもの」を取り込んだ結果かもしれません。

(ゼノブレイド2本編でヒカリに「彼の心臓は人間の物」とバレています)

ラウラがどれだけシンを大切に想っていたのか、

シンにとってラウラと過ごした17年間がどれだけ大切な日々だったのか、

「お互いの絆を忘れたくない」その姿にすごく悲しくなりました。

カエデ

ゼノブレイド2本編のシンは

マルベーニ(法王庁)にラウラを倒された恨みから、

「人間も神も滅ぼす」という目的で秘密結社イーラを結成します。

メツとともに「ブレイドだけの世界」を創ろうとするんですよね。

ただ「消えたくて仕方ない目をしている」とレックスに指摘されています。

シンは「ラウラのいない世界」に、生きる目的を見失ってしまったのかもしれません。

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まとめ

黄金の国イーラは、ハッピーエンドではありません。バッドエンドです。

バッドエンドだからこそ、ゼノブレイド2本編でヒカリ(ホムラ)救いの旅が始まります。

なのでゼノブレイド2の世界観にどっぷり浸かりたいというなら、

ぜひ黄金の国イーラもやってみてください。

ゼノブレイド2本編の「男性向け」みたいなノリが好きじゃないという方も、

黄金の国イーラなら安心して楽しめると思います。

黄金の国イーラは、シンとラウラの「温かくて悲しい物語」が描かれています。

「やってみたい!」と思った方は、ぜひプレイしてみてくださいね!

カエデ

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