生活

3つの幸福(樺沢紫苑著)を読んだ感想!成功だけが幸福ではない

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閲覧ありがとうございます。主婦のはつがカエデです。

記事の後半でお話ししますが、不安障害・パニック障害を患っています。

日本人は「他人からの承認・目で見てわかる成果(お金・名誉)」を成功ととらえ、

「成功する=幸福になれる」と思い込み、毎日必死に頑張っています。

3つの幸福を読めば、自分が健康であり、家族とつながりがある時点で「幸福」であり、

「成功」は「自分が健康・家族のつながりがあるからこそ」得られるものである。

その優先順位を間違えると精神的・身体的にも壊れて「不幸」になるとわかります。

あなたは「当たり前」だと思っている身近な幸福を、ないがしろにしていませんか?

「本当の意味で幸福になりたい」と思っているなら、ぜひ読んでみてくださいね。

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3つの幸福を読んだ感想・レビュー

精神科医が見つけた3つの幸福(樺沢紫苑著)の感想は、

「人生で大切なことが書いてあるので読んでおくべき」です。

ボリュームはありますが、あなたが「本当の幸福」を得たいなら読んでおきましょう。

あなたが「幸福」=「人生の成功(大金持ち、地位、名誉)」だと考えているなら、

成功ばかり追い求めて「不幸」になる前に、既にある「幸福」を見逃さないために

早めに読んでおいた方がいいです。

というのも著者の樺沢先生自身も、精神科医として働いていたときに、

仕事中心の生活で健康をおろそかにしたため、突発性難聴に5年間悩まされたそうです。

その経験から「健康」の重要性に気づいたのだとか。

そして樺沢先生がアメリカへ留学した時に、

アメリカ人は「自分を大事にし、家族を大事にし、そのうえで仕事を頑張る」

そのライフスタイルに衝撃を受けたそうです。

毎年3万人の自殺者を出している日本。その数を少しでも減らしたいと思い、

樺沢先生は今も情報発信を続けています。

私は3つの幸福を、人生の早いうちに読んでおいて良かったと思っています。

既に手にしていた「幸福」に気づけて、それを大切にしようと思えたからです。

カエデ

どんな本なのか、簡単に私のことばで要約してみました。

興味がある方は読んでみてくださいね。

本の簡単な要約

3つの幸福は「セロトニン的幸福」「オキシトシン的幸福」「ドーパミン的幸福」です。

そして日本人が「幸福になれる」と思っているのは「ドーパミン的幸福」が多いんです。

だからみんな生真面目に頑張って、自分の健康を犠牲にして仕事を頑張ってしまいます。

ドーパミン的幸福とは「得る・達成する」ことによって得られる幸福感。

つまり「お金・社会的成功・地位・承認・欲が満たされること」です。

幸福になるためには人生の成功者にならないといけない。

「人生の成功者=大金持ち、地位、名誉」って考え、あなたの中にありませんか?

私も本を読むまでは、そう思っていた所も正直ありました。

ですがこの本では、このように書かれています。

人が幸福になるためには、第一に「セロトニン的幸福」第二に「オキシトシン的幸福」

そして第三に「ドーパミン的幸福」という優先順位がある。

「ドーパミン的幸福」は一番最後なんだそうですよ。

セロトニン的幸福は「健康の幸福」オキシトシン的幸福は「つながりと愛の幸福」

つながりと愛とは「人間関係、配偶者や子供との関係」を指します。

皆「当たり前にあると思っていて、実はおろそかにしている」幸福です。

日本人は「ドーパミン的幸福」に注目しがちで、

「セロトニン的幸福」「オキシトシン的幸福」に気づいてない人が多い。

「ドーパミン的幸福」を追い求めるばかりに、自分のメンタル面・身体面を壊したり、

家族関係が破綻して「不幸」になる人が多いと書かれています。

カエデ

「セロトニン的幸福」「オキシトシン的幸福」「ドーパミン的幸福」

それぞれの「幸福の手に入れ方」がこの本には書かれています。

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この本と私の人生を重ねて考えたこと

私が「3つの幸福の本を早めに読んだ方がいい」とおススメしている理由は、

「成功」は健康とつながりがあってからこそだと、人生で痛感したからです。

私は娘を妊娠してから専業主婦をしていますが、

本を読むまで「お金を稼げないと幸せになれない」と思い込んでいました。

(お金を稼げないと自分には価値がない、って考え方に近いかもしれない)

そんな時に副業ブームがやってきて「私もやればできるかもしれない!」

そう思って必死にブログを頑張っていた時期がありました。

毎朝5:30に起きて、家事もすべてこなして、毎日ブログを更新。

未就園児だった娘は当然寂しがりましたが、Youtube動画をひたすら見せておきました。

娘が寝た後も睡眠時間を削って、ひたすらブログを書き続けました。

すると次第に寝つきが悪くなっていき、寝られないことで家事育児もうまくできなくなり、

家族にイライラしたり、当たってしまう事も増えていきました。

そして最終的に「夜寝られないことが恐怖」となり、

色々積み重なって不安障害・パニック障害を起こしてしまいました。

夫にも娘にも心配させてしまい、今も負担をかけさせている部分はあると思います。

成功する前に健康を害してしまい、貴重な娘との時間も犠牲にしてしまいました。

3つの幸福の本を読んで、自分の経験も踏まえて、私はこのように思っています。

「自分が健康であり、家族とのつながりを大切にできているからこそ、

人は安心して色んなことに挑戦できるから、成功できる可能性が増す」

つまり「セロトニン的幸福」と「オキシトシン的幸福」は土台なんですよね。

やっぱり「ドーパミン的幸福」は最後に来るんだなって痛感しました。

樺沢先生の「健康→つながり→成功の優先順位を間違えてはいけない」という言葉

人生にとって、とても大切な言葉だと思っています。

カエデ

あなたは自分の健康と家族のつながり、大切にできていますか?

私の周りにも「成功」はできたけども、

身体精神的に病んでしまった人、家族関係が破綻してしまった人がいます。

読んでみると「幸福になるために本当に大切な事」が分かると思いますよ。

まとめ

日本人は「他人からの承認・目で見てわかる成果(お金・名誉)」を成功ととらえ、

「成功する=幸福になれる」と思い込み、必死に頑張っています。

日本の教育や社会が「成果主義」だから、というのも原因の一つだと思います。

3つの幸福を読めば、自分が健康で家族のつながりがある時点で「幸福」であり、

「成功」は「自分が健康であり家族のつながりがあるからこそ」得られるものである、

その優先順位を間違えると精神的・身体的にも壊れて「不幸」になる。

「なんでそんな当たり前の事を気付けなかったんだろう」と衝撃を受けると思います。

「本当の意味で幸福になりたい」と思っているなら、ぜひ読んでみてくださいね。

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