閲覧ありがとうございます。主婦のはつがカエデです。
娘はおそらくHSS型HSCの傾向があります。登園しぶりもしています。
『HSCは親のせいなのか』と、つい自分を責めてしまいますよね。
結論は「遺伝する事も、遺伝に関係なくHSCになる子もいます」
なので「全てが親のせい」と言うわけではないと思います。
それより『HSCとして産んでしまった』と罪悪感を抱いていると、
その罪悪感が子どもに伝わってしまいます。
そうなると子供は「HSCである自分であってはいけない」と思うかもしれません。
なので親にできることは「HSCである子をありのまま受け入れる事」
「自己肯定感の土台を固め、子供の人生を幸せに生きられるようにしてあげる事」
その2つだと、私は思いました。
そのためにも「HSCの子育ての指南書」である下の2冊を読んでみてね。
読みやすいのは「HSCの子育てハッピーアドバイス」
HSCについて詳しく知りたいなら「子供の敏感さに困ったら読む本」
遺伝する・遺伝関係なくHSCになる子もいる
『子供がHSC(ひといちばい敏感な子)なのは私のせいかもしれない』
そう悩んで、もしかしたらご自身を責めているのではないでしょうか?
私もそういう時期があったので、その気持ちはとてもわかります。
『HSCは親のせいなのか』
その結論は、下の本の「p127 HSCって遺伝なの?」に書かれています。
HSCやHSPは遺伝的なものだと言われています。
しかし、HSPではない親御さんのところにHSCの子が生まれることもあります。
つまり遺伝でHSCになる子と、遺伝とは関係なくHSCになる子がいます。
私も夫もHSP(ひといちばい敏感な人)です。
なので娘にHSCの傾向があるのは、多分私たちの遺伝だと思います。
(ひといちばい敏感な子が「HSC」、大人になると「HSP」に名称が変わる)
ですが「遺伝でなくても生まれることがある」ともあるように、
「HSPだからHSCの子が生まれる」というわけでもないので、
私は「全てが親のせい」ではないと思います。
後でお話ししますが、HSCは「その子の生まれ持った気質」
なので「未然に防げないし、どうしようもない事」です。
あなたも子どもも罪悪感を抱く必要はないと思います。
どの家庭でも「HSCの子」が生まれる可能性はある
HSCの子は「世界的に15~20%の比率で存在する」そうです。
これは人種・社会・性別関係なく、世界全般で言えることなのだそうですよ。
なので「どの家庭でもHSCの子が誕生する可能性がある」という事です。
HSCの子はざっくりいうと「慎重派」、非HSCの子は「大胆派」となりますが、
人間だけでなく、動物でも「HSC・非HSP」の個体がいるそうです。
というのも、種の生存戦略として「敏感な個体」も必要だからです。
下の本の「p64 生き残るには両方のタイプが必要です」にこう書かれています。
(本の内容を要約しています)
サバンナでシマウマの群れが草を食べているとして、
そこにこっそりとライオンが近づいて来たとしたら、
ライオンのにおいにいち早くきづいて「逃げろ」と警告するシマウマも必要。
ただみんなが敏感で慎重なシマウマばかりだと、
新しいエサ場を探して移動することも難しい。
なので危険を顧みず、大胆に行動するシマウマも必要。
つまり、HSCは病気や障害ではなく「その子の生まれ持った気質(タイプ)」です。
なのでHSCだから「悪い・生きづらい」とネガティブ要素に決めつけず、
むしろ「HSCであることをありのままに受け入れる」ことが大切。
大多数を占める「非HSCの周りの子に合わせるよう育てる」のではなく、
「HSCの子について知り、その子に合わせながら育てる」ことが、
親としてできることだと私は思います。
「HSCを活かした生き方」を一緒に探してあげたいですね
「HSC」をありのままに受け止めよう
『遺伝でHSCの子になったのなら、もう取り返しがつかない』
『私のせいでこの子は「生きづらい人生」になってしまった』
そう親が自分を責めてしまうと、
そんな親の様子を見た子供が「HSCの自分であってはいけない」と、
自分の存在を否定してしまう事になります。
HSCは「ミラーニューロン(共感の神経細胞)の活動が活発」なのだそうです。
なので親が罪悪感を抱いていると、子供も罪悪感を感じ取ってしまいます。
さらにHSCの子は「親が何を期待しているか敏感に感じ取る」傾向があり、
大人が指示をする前に、大人の望む行動をとってしまいます。
そうなると敏感さを隠してしまって「育てやすい良い子」になったりします。
ありのままで生きられなくなるからこそ「生きづらい人生」となってしまいます。
HSCの子は「心身症」が出てくることもあるそうです。
HSPの私は不安・パニック障害、夫はうつ病になったのは、
もしかしたら子供時代に「良い子であろう」と無理した結果、
大人になってから出てきた物かもしれません。
親の対応・親ができること
「子どもの敏感さに困ったら読む本」には、このように書かれています。
同じ遺伝子を持っていても、環境次第で発現の仕方が変わる
同じ環境でも、刺激の受け止め方で、遺伝子発現の仕方が変わってくる
つまりHSC気質の子でも、これからの親の関わり方によって、
その「ひといちばいの敏感さ」が変わってくることもあるという事です。
そして「よい幼少期を過ごしたHSCは、病気やけがになりにくく、
心も身体も健康であるという研究結果も報告されている」そうです。
HSCは環境の影響を受けやすい分、周りの環境がとても大切なんですね。
またHSCである自分を「個性」として受け入れ、社会でうまく活かしている人もいます。
科学者・カウンセラー・弁護士・医師・看護師・教師・芸術家など、
そういった職業につく人もいるそうですよ。
「HSCの子の自己肯定感の土台を固める事」
言い換えれば「自分は生きている価値がある、大切な存在、私でいい」と思えるように、
「子供の人生を幸せに生きられる」ようにしてあげる事。
それが親としてできることだと私は思います。
そのためにも「HSCの子育ての指南書」である下の2冊がおススメです。
読みやすいのは「HSCの子育てハッピーアドバイス」
HSCについて詳しく知りたいなら「子供の敏感さに困ったら読む本」です。
どちらも良い本なので持っておくとおススメです。
まとめ
『HSCは親のせいなのか』
遺伝する事も、遺伝に関係なくHSCになる子もいます。
なので「全てが親のせい」と言うわけではないと思います。
『HSCとして産んでしまった』と自分のせいにしている(罪悪感を抱く)と、
その罪悪感が子どもに伝わってしまいます。
そうなると子供は「HSCである自分であってはいけない」と思うかもしれません。
なので親にできることは「HSCである子をありのまま受け入れる事」
「自己肯定感の土台を固め、子供が人生を幸せに生きられるようにしてあげる事」
その2つだと、私は思いました。
そのためにも「HSCの子育ての指南書」である下の2冊を読んでみてね。
読みやすいのは「HSCの子育てハッピーアドバイス」
HSCについて詳しく知りたいなら「子供の敏感さに困ったら読む本」です。