閲覧ありがとうございます。
年少児(4歳)を育てています。主婦のはつがカエデです。
私の娘も2学期になって突然、幼稚園を行き渋るようになりました。
幼稚園が始まった頃は「早く幼稚園に行きたい」って言ってたのに…。
しかも何かあったわけでもないので、行き渋る原因がわからないんですよね。
この記事では「年少児の行き渋りの原因と対応」についてまとめました。
いい対応6つをやってみたところ、なんとか娘は頑張って登園してくれてます。
行き渋りで困っている方は、ぜひこの記事をお役立てください。
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幼稚園に行き渋る原因3つ
本やネットで調べた「幼稚園に行きたくない原因」は以下の通りです。
- 幼稚園生活に疲れてエネルギー切れ
- 親から離れる事に不安を感じている
- 何か嫌なことがあって行きたくない
①幼稚園生活に疲れてエネルギー切れ
幼稚園と言えば、大人にとっては「楽しいところ」と思いますよね。
子供にとっては「楽しいところ」でもあり「疲れるところ」でもあるようです。
家では自分の思い通りに、自分のしたいことができます。
「おもちゃの順番待ちや譲り合い」なんてしなくていい。
親に「一緒に遊びたい!」と言えば、すぐ付き合ってくれる。
いわば「自分の思い通りにできる、何の不自由のない場所」が家です。
ですが園生活だと、自分の思い通りにならず、やりたいことも自由にできません。
なぜなら園児皆が「思い通りにしたい、やりたいことをやりたい」と思っているから。
『あのおもちゃで遊びたい!すべり台がしたい!このボールを使いたい!』
そこで言い合いになったり、我慢したりする場面もでてくるみたいです。
そして勇気を出してお友達に「一緒に遊ぼ」と声をかけたのに、断られることもあります。
なので「相手に受け入れられなかった」と、心が傷つくこともあるようです。
つまり、家では「何不自由なく思い通りにできたこと」が園ではできない。
傷ついたり、我慢したり、不自由さを感じたりする園環境に、心が疲れてしまうようです。
要するに「子供にとって家よりも不安を感じる場所である」って感じです。
②親から離れる事に不安を感じている
「母子分離不安」って聞いたことありますか?
子供がお母さんから離れると、極度の不安を感じる症状らしいです。
幼稚園児の母子分離不安は、ストレスによる原因も考えられるのだとか。
そういえば私の娘も「お母さんは私が幼稚園に行っている間寂しい?」
「お母さんも幼稚園へ一緒に来てほしい」「お父さんお母さんがいなくて寂しい」
など、よく言っています。
幼稚園での慣れない集団生活に不安を感じ、それがストレスになっている。
そのストレスから身を守るために「お母さんのそばを離れたくない」と思っているのかも。
側にいれば安心できる母親に依存してしまっているのかもしれません。
「安心できる場所にいて落ち着いていたい」と言う気持ちの表れかもしれません。
あとは私(不安障害持ち)のように「不安を感じているお母さん」
その気持ちが子どもにも伝わって、不安にさせてしまうこともあるようです。
お母さん自身が安定した気持ちであることも大切ですね。
③何か嫌なことがあって行きたくない
私たちも会社や人間関係で嫌なことがあると「行きたくないな」って思いますよね。
子どもも、お友達と何か嫌なことがあったら「幼稚園行きたくない」と思うそうです。
そういえば私の娘も、お友達とケンカして顔に傷を負ったことがありました。
「やりたくない役」をやらされるのが嫌で断ったら、引っかかれたそうです。
幼稚園で起こった嫌な思い出が原因で「幼稚園は嫌な所」と決めつけてしまう事も。
朝になると「幼稚園での嫌な事」を思い出してしまう…。
「やっぱり幼稚園は嫌なところ!」それが登園を行き渋る原因になるそうです。
休ませるのはダメなの?
子供がどうしても登園を嫌がるなら、休ませるのも良いそうです。
でも子供に「泣けば幼稚園を休める」と思わせるとNGなのだとか。
なので「今日はお休みにしたけど、明日は行こうね」と約束するのがいいそうですよ。
逆に親が「行かせないと!」と思い詰めてたり、
「休ませてよかったの?」と不安がっていると、子供はますます不安になるそうです。
どうしてもだめな日は「休ませよう!」と割り切ったほうが良いですね。
「辛い時は休んでもいいんだ」と子どもに安心感を与えられたら、
自分から「幼稚園へ頑張って行こう」という気持ちが出てくるみたいですよ。
個人的に「幼稚園を休めばゲームやYouTubeが見放題!」では、
幼稚園に行く意味を見出せなくなるので、
「休んでもいいけど、幼稚園の時間は動画やゲームはできないよ」と、
休んだ時のルールは設けた方が良いですね。
やってはいけない対応
先に「行き渋りに対するダメな対応」を覚えておきましょう。
×無理に家を出て連れていこうとする
園に行くこと自体が子供に悪い印象を残してしまう
×「行ってくれないと困る」と言う
子供は「自分は家にいない方が良いんだ」と思う
「どうして行かないの!」「行きなさい!」と叱って行かせるのもNG
「行きたくないけど我慢して来た」という感じになるからです。
精神的な我慢は自己肯定感を下げてしまうそうです。
子供にネガティブな気持ちで幼稚園に行かせると、
ますます「幼稚園はイヤな所」と思わせてしまいます。
子供が「幼稚園へ行きたい」と思えるように、親は「子を勇気づける」事が大切です。
行き渋る子供を勇気づける対応6つ
「行き渋る子供を勇気づける対応」の前に、まずやるべきことがあります。
それは子供の「幼稚園へ行きたくない気持ち」に共感すること。
子供は「自分の気持ちを親にわかってほしい欲求」があります。
「どんな自分でも理解してくれる親がいる」からこそ、大変なことも頑張れる。
なので「幼稚園に行きたくない気持ちを親にもわかってほしい」と思ってます。
子供は「自分の気持ちを受け入れてもらったら」安心し、話を聞いてくれるそうです。
それから「前向きになる声かけ」や「行きたくなるような励まし」をしましょう。
娘も「幼稚園に行かないとダメだよ」と言うと、聞く耳を全く持たなくなります。
なので「行きたくないのは分かるよ」と気持ちを受け入れてあげましょう。
- 「一緒に頑張ろう」と励ます
- 「幼稚園で待ってる楽しい事」を伝える
- 「子どもが好きなグッズ」で勇気づける
- 「幼稚園に行った頑張り」を認める
- 家では自由に&スキンシップたっぷりに
- 幼稚園での話をたっぷりと聞く
①「一緒に頑張ろう」と励ます
子供の気持ちに共感し「一緒に頑張ろうよ」と伝えます。
「ママも○○ちゃんと離れるの寂しい。だから仕事をササっと終わらせてくるよ。
家に帰ってきたら一緒に遊ぼうね。だから一緒に頑張ろう!」
「ママも仕事行きたくない時もある。でも仕事してると楽しくなってくるんだ。
○○ちゃんは幼稚園に行くことがお仕事なんだよ、一緒に頑張ろうよ」
②「幼稚園で待ってる楽しい事」を伝える
子供に「幼稚園に行ったら楽しいことが待ってるかも」と前向きな気持ちにさせます。
「○○ちゃんがあなたと遊びたいって待ってるよ」
「今日はどんなことをするのかな?楽しみだね」
「今日の給食は○○ちゃんの好きなエビフライだね!」
③「子どもが好きなグッズ」で勇気づける
子供が好きなキャラクターってありますよね?
子供は「そのキャラクターになりきったり、そのキャラクターが側にいることで強くなれる」みたいです。
なので幼稚園グッズを「子供の好きなもの」でそろえてあげるといいかも。
好きなキャラクターがいなければ「子供の好きな色やお気に入りの服」でもいいですね。
「まるで○○みたいだね!これなら幼稚園でも頑張れるね」と励ますと効果ありです。
好きなキャラになりきって、娘は機嫌よく幼稚園へ行ってくれます。
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スケーター公式ショップ④「幼稚園に行った頑張り」を認める
「今日幼稚園から帰ってきたら、大好きな○○を一緒に食べようね」
と、幼稚園から帰ってきたらご褒美がある事を伝えます。
その楽しみを糧(かて)に頑張ってきてくれるかもしれません。
あのイチロー選手も、ご褒美の腕時計を糧に試合を頑張ってたそうですよ
そして、幼稚園から帰ってきたら「よく頑張ったね!」と頑張りを認めます。
「幼稚園に頑張って行けた」という自分への自信にもつながりますし、
「幼稚園に行ったら、親が頑張りを認めてくれる」と覚えます。
すると「大変だけど幼稚園に行こう」と自発的に行くようになるかもしれません。
最近娘も「本当は休みたかったけど、頑張って行ったの」
と言ってくれるようになりました。
「登園した時は褒める」すごく大事です…!
⑤家では自由に&スキンシップたっぷりに
幼稚園から帰ってきた子供は「心の頑張りゲージ」がすっからかんの状態。
なので子供の好きな事をさせて、頑張りゲージを回復させてあげます。
そうすれば「明日も頑張ろう」と思えるみたいです。
そして親から離れていた分「親からの愛情ゲージ」もすっからかんの状態。
なので子どもと一緒にたくさん遊んで、スキンシップの時間をたっぷりとります。
そうすれば子供は安心感を得られ「幼稚園へ行く勇気」も出てくるようですよ。
安心できる場所があるからこそ、子供は頑張ろうと思えるのだそうです!
⑥幼稚園での話をたっぷりと聞く
幼稚園の中では「悲しかった出来事」も「楽しかった出来事」も必ずあるはずです。
どんな話であっても、家事の手を止めて、子供とゆっくり向き合って話を聞きます。
そうすると「お母さんは私の話を何でも受け止めてくれる」と安心します。
そして「楽しかった出来事」に、特に注目して話を広げます。
「幼稚園は嫌な所」と子供が思い込んでいると、嫌な事ばかり思い出しがちです。
(私たちも嫌な人がいたら「嫌な所」ばかり思いつきますよね)
でも「幼稚園で楽しかったこと」も何かあるはず。それを見つけ出してあげましょう。
子供が「幼稚園でも楽しい時間がある」と気付ければ、登園へ前向きになるかも。
てぃ先生いわく「寝る前に幼稚園での楽しいこと」を思い出すと、
だんだんと「幼稚園は楽しいところ」と覚えてくれるみたいです。
まとめ
幼稚園に行きたくない原因は次の3つです。
- 幼稚園生活に疲れてエネルギー切れ
- 親から離れる事に不安を感じている
- 何か嫌なことがあって行きたくない
行き渋りへの対応は、まず子供の行きたくない気持ちを受け入れ、共感します。
それから以下の6つで、子供が自分から「行きたい」気持ちを引き出します。
- 「一緒に頑張ろう」と励ます
- 「幼稚園で待ってる楽しい事」を伝える
- 「子どもが好きなグッズ」で勇気づける
- 「幼稚園に行った頑張り」を認める
- 家では自由に&スキンシップたっぷりに
- 幼稚園での話をたっぷりと聞く
子供は成長していく中で、必ずつまずく場面が出てきます。
つまづきは成長の証です。気持ちが葛藤することで成長するそうですよ。
ですがつまづいているとき、子供は不安を感じています。
その時は「困った時はお母さんがそばにいてくれる」と安心させてあげたいですよね。
子供は安心できたら、前に進む勇気が出てくるそうですよ。
「今は子供を支えるべき時期なんだな」と思って、子供の気持ちに寄り添いましょう。
親も色々あって大変ですけど、子供のために頑張りましょうね!
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