見ていただいてありがとうございます。
半年前に夫が中程度のうつになり、現在は復職が決まって準備中。
そんな夫&未就園児の娘と暮らす主婦、はつがカエデです。
「夫がうつ」になると、妻はこんな感情で悩まされるようになります。
- イライラする
- 支え切れない
- 辛い・しんどい
- 疲れた
- 限界・自分もうつになりそう
私も夫が「一日中寝てばかり」の時は、そんな気持ちになりました。
ですが人間「一方的に負担がかかる関係」は、辛くなるものなのです。
なので妻も「家事の負担を減らす・ストレスをうまく発散する」のがおすすめです。
この記事では「夫のうつ」について、以下の内容をお話しします。
- 夫がうつになってから、なんだか私もしんどい
- うつ夫は寝てばかり…家事育児もワンオペ状態
- 夫がうつになってしんどい・疲れたと思ったら
▼半年間夫がうつになって休職した「体験談」は、こちらで読めます
夫がうつになってから、なんだか私もしんどい
「夫がうつになってから、なんかしんどい…」
「でも、そんな風に思ってしまう私は冷たい人間…?」
うつ夫を毎日支えていると、そんな感情に悩まされることもあると思います。
私も正直「しんどいな」と思う時期もありました。
でも妻も人間ですし、そんな気持ちを抱いても仕方ないと思うんですよ。
というのも心理学では「社会的交換理論」とよばれるものがあります。
「人と人とのやり取りは、プラス要素とマイナス要素の交換によって成り立っている。
つまり一方の損(または得)が大きく感じられる関係は長続きしない」と言うものです。
なので「私が支えないと」「私がやらないと」
そんな風に妻側だけに負担を感じていれば、「しんどい」と思うのも仕方のない事です。
▼「社会的交換理論」については、こちらの本を参考にしました
うつ夫は寝てばかり…家事育児もワンオペ状態
私の夫も「うつ発症から3ヶ月くらい」寝てばかりの状態でした。
朝起きても布団に入ったまま、スマホで漫画を見たり、ゲームをしたり…
ご飯の時だけリビングに来て、食べ終わったらすぐ寝室に戻ってしまう…
そんな3ヶ月が毎日です。
私の娘は3歳です。
少し育児が楽になってきたと言っても、まだまだ手のかかる年頃。
「私を見て!私と遊んで!私と一緒に居て!」とベッタリ状態。
家事している間くらい、娘を見ていてほしいと思うこともありました。
私も「自分の時間が欲しい!」と辛い気持ちになったこともありましたよ。
(特に女性の日前はイライラしてました)
「仕事しすぎてうつになったんだから、休ませてあげたい」という天使の自分
「なんで私ばかり…ちょっとくらい手伝ってくれても」という悪魔の自分
「天使と悪魔の自分が常に頭の中にいた3ヶ月だったなぁ」という感じです。
ですが「男性が書いたうつ体験の本」を読んだ後は
「夫も思い通りに動けなくて苦しんでいる」と理解できるようになりました。
それからはあまり「自分だけが大変」と思わないようになりましたよ。
うつ体験談の本は↓の記事で読めます。
夫がうつになって辛い・疲れたと思ったら
夫がうつになった時、一番気を付けないといけないのは「妻もうつになる」こと。
妻もうつになって「共倒れ」してしまったら大変です。
(お子さんがいるなら尚更です)
私も一時期、色々と考えてしまったせいか夜寝られなくなり、危なかったです。
私がうつ夫を支えていて「しんどい・疲れた」と感じた時は
次のように行動してストレスをため込まないようにしていましたよ。
- 「~すべき」と感じる家事は手を抜く
- 自分のしたいことをする
- 気持ちを吐き出せる場をつくる
①「~すべき」と感じる家事は手を抜く
自分が「~しないといけないな」と思う家事は、なるべくしないようにしました。
自分が「したい」と思う家事だけ頑張ればOK。
他は適当にするか、お金で解決できるものはお金で解決しました。
例えば料理。
「うつになったらお金もかかるし、何でも手作りしないと」と思う時期もありました。
でも、ただ自分を追い込むだけでした(^_^;)
しんどい時は惣菜や冷凍食品などに頼るようにしました。
掃除も洗濯も「生活できればそれでいい」。
何でも完璧を目指さないようにしました。
「自分の心の余裕を減らすもの」を減らすように心がけてましたよ。
②自分のしたいことをする
「夫を支えないと」と、夫につきっきりになると妻が疲れてきます。
さらに夫も「妻にそうさせている」罪悪感のようなものを感じるようです。
そうなったら夫も気持ちが下向き、妻も下向き、で共倒れコースです。
なので「夫は夫、妻は妻」と割り切ることも大切。
あなたが本当にしたいことができる「自分の時間」を増やしましょう。
すり減ってしまった「心の体力」を回復させる時間も必要です。
私はこうしてブログを書くことが「心の体力回復」になりました。
娘がいるので日中はなかなか時間が取れません。
なので夜は早く寝て、早朝5時に起きて朝活するようにしました。
ひとりで集中して楽しむ時間があると、良い気晴らしになりますよ。
仕事に出るのが苦じゃない方なら
「仕事にでてお金を稼ぐ、それで好きな物を買う!」
それでもいい気分転換になると思います。
(私は仕事をするとしんどくなるだけなのでやめました(^_^;))
③気持ちを吐き出せる場をつくる
ストレスや悩みを心の中に溜め込み続けると、いつか押しつぶされてしまいます。
そうなったらあなたも「うつ」になってしまうかもしれません。
なのでストレスを発散する場・悩みを吐き出す場も大切です。
手軽にできるのはTwitterなどの「SNS」です。
パートナーがうつになり、悩んでいる方も実際いらっしゃいます。
「自分だけじゃないんだ」と思えるだけでも、心の支えになりますよ。
また「うつの家族がいる方向けのコミュニティ」もあります。
私も先日登録してみました。
色んな方が「家族がうつになって悩んでいる気持ち」を投稿しています。
こちらで悩みを吐き出すのも手かと思いますよ。
また、Yahoo!知恵袋には
「夫に内緒で、実母に電話で相談にのってもらっていた」という方もいました。
もしご両親がいるなら相談してみるのもアリかもしれません。
ただし「親に相談していること」が夫にバレると
「妻の親には知られたくなかったのに」と傷つけてしまう可能性も…。
LINEやSMSなどで、こっそりやり取りするのがおすすめです。
まとめ:夫がうつ→妻もうつで共倒れにならないために
うつを改善していくためには…
- 病院から処方された薬をきちんと飲む
- 規則正しい生活をして、ゆっくりと体を休める
- うつ本人が治そうと思える時期まで待つ
つまり「夫がゆっくりと休養できる場をもうける」ことが大切。
なので「夫のうつは妻が頑張ったら治せる」というものではないのです。
なので妻は「夫が回復に専念できるようサポートする」だけでOK。
そして妻自身がうつで倒れないように、自分の心身もいたわる必要があります。
共倒れになってしまうと、最悪の事態になってしまいます。
なので妻は妻自身の生活をおくり、夫の事は「温かく見守る程度」でいいと私は思いますよ。
以下のサイトに「家族がうつになった時の接し方」がまとめられています。
「本人が避けられていると思わない程度に、距離をもって支えることも大事」と書いてありますよ。
▼夫が中程度のうつで半年間休職した「体験談」はこちら
▼「うつ夫への接し方がわからない」と思った時に読んだ本まとめ
▼傷病手当金はすぐに支給されない! うつとお金にまつわる「体験談」
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