閲覧ありがとうございます。主婦のはつがカエデです。
マリオはファミコン・スーファミ・64世代からプレイしています。
スーパーマリオワンダーをクリアしたので、レビュー記事を書いてみました。
面白かったところは次の6つ。
- ワンダーフラワーの不思議な世界にワクワク
- おしゃべりフラワーがカワイイ
- 制限時間廃止&難易度が星で表示
- 難易度はキャラ次第!初心者・子供向けキャラなら簡単
- 隠しゴールやキノピオ隊長などやり込み要素が多い
- オンラインプレイで皆とゆるっと繋がれる
一方、イマイチだったなと思ったところは次の4つ。
- おすそ分けプレイ(二~四人プレイ)はやりづらい
- 前作3Dワールドの方が面白かった部分も
- ボリューム少なめ・中ボスはクッパJrだけ
- ロゼッタは出てこない(デイジーが加入)
私は「面白い!繰り返し何度でも楽しめるから、買ってよかった」と思っています。
ステージでどんな「ワンダー(不思議)」が起こるのか、毎回ワクワクします!
今回は「やり込み要素が多い」のもいいですね。
サクッとクリアしたい人も、しっかりやり込みたい人も、どちらも楽しめます。
5歳の娘も毎日遊びたがるくらい楽しかったようで、
「大人も子供も楽しめる」のはさすが任天堂ゲームだなと思いました。
「やってみたいな」と思った方はぜひプレイしてみてくださいね。
どんなゲーム?ストーリーあらすじ
キノコ王国から少し離れた「フラワー王国」へ、
フロリアン王子に招かれてやってきたマリオたち。
そこへやってきたクッパが、
不思議な力を持つ「ワンダーフラワー」に触れてしまい、
フラワー王国のお城と合体して「城クッパ」となってしまいました。
クッパはフラワー王国の中央に居座って、
何やら「超ビッグなワンダーの準備」を企んでいる様子…。
「ワンダーを披露することで、世界中がクッパのトリコになる」
そしてフラワー王国も世界も「自分のものにしよう」と企んでいるようです。
クッパのもとへたどり着くためには、
クッパの周りを守っている「雲パックン」を取り除かないと進めません。
そのためには王国の宝物「グランドシード」の力が必要なのだとか。
マリオたちはフラワー王国を助けるために、フロリアン王子と一緒に、
フラワー王国のワールド各地にある「グランドシード」を集める旅に出ます。
面白い所6つ
- ワンダーフラワーの不思議な世界にワクワク
- おしゃべりフラワーがカワイイ
- 時間制限廃止&難易度が星で表示
- 難易度はキャラ次第!初心者・子供向けキャラなら簡単
- 隠しゴールやキノピオ隊長などやり込み要素が多い
- オンラインプレイで皆とゆるっと繋がれる
①ワンダーフラワーの不思議な世界にワクワク
ワンダーでは、各ステージに「ワンダーフラワー」が必ず存在します。
ワンダーフラワーをとると、ステージが「不思議な世界」に大変身!
無限スターが落ちてきたり、キャラが風船状に膨らんだり、
自分のキャラが敵キャラに変身しちゃったり、画面が傾いて鉄球が転がってきたり…
ワンダーフラワーをとると毎回「ワンダー(不思議)な事」がおこります。
なので「このステージはどんな風に変わるんだろう!」と毎回ワクワクします!
予測不能な仕掛けにドキドキ。
また、ワンダーフラワーの不思議な世界の中には「ワンダーシード」が隠されています。
ワンダーシードをゲットすると、不思議な世界は元に戻ります。
ワンダーフラワーの世界でゲットできる「ワンダーシード」と、
ステージクリア後にゲットできる「ワンダーシード」を集めると、
パックンフラワーで封じられたステージやお城を解放することができます。
ワンダーシードは、前作3Dワールドの「グリーンスター」に似てます。
そのため、各ステージの目的は「クリア」と「ワンダーフラワーを探す」ことです。
ワールドが進むにつれて「ワンダーフラワーの場所も分かりにくくなっていく」ので、
難易度の上がり方もちょうどいいと感じました。
②おしゃべりフラワーがカワイイ
ワンダーで初登場の「おしゃべりフラワー」これがまた可愛いんですよね。
特に子供は喜ぶと思います。ゲームのいい盛り上げ役ですね。
おしゃべりフラワーはステージの色んな所に咲いていて、
おしゃべりフラワーの前を通ると、必ず何か喋ってくれます。
「いってらっしゃい!」「わわわー!」「びっくりした~」など反応がカワイイ。
先に進むヒントをくれることもあります。
それに「一緒に泳ごうよ」と言った後に「キミがいるとせまいな…」と言ったり、
「きみって美味しいの?」「ワンダーフラワーってくせになるニオイがする」など、
ちょっと気まぐれな性格なのも面白いです。
また、バッジチャレンジのステージでは「赤色のおしゃべりフラワー」がいて、
「さぁ行ってみよう!」「ナイスチャレンジ!」など熱血キャラになっているんですよね。
声も「熱血キャラ」にちゃんと変化してて笑ってしまいました。
バッジ…高くジャンプできたり、速く泳げたり、補助効果があるアイテム。
バッジチャレンジをクリアすると貰えます。
「何でも屋」で購入することもできます。
今までのマリオのゲームは、効果音とBGMとキャラボイスだけだったので、
「プレイヤーに直接話しかけてくる存在」はとても斬新だなって思いました。
「何喋ってくれるのかな」って、ついおしゃべりフラワーを探してしまうんですよね。
③制限時間廃止&難易度が星で表示
スーパーマリオワンダーは、ステージの時間制限がなくなりました。
「時間に追われると焦ってしまう」人には嬉しい配慮ですね。
子供でもゆっくりステージを進めることができますし、
隅々までじっくりステージを楽しめるようになりました。
また最初からステージの難易度が☆5つで表示されており、
自分のレベルに合わせてステージを選択することができます。
以前の3Dワールドのように「順番通りにクリアしないと進めない」わけではなく、
☆4以上の難しいステージはやらなくても、ゲームクリアする事が可能です。
「難しすぎるとやる気をなくしてしまう」子供には嬉しい心配りですね。
(「お城ステージ」など、どうしてもクリアしなければ先に進めない部分はあります)
ちなみにスコア表示、スコアによる順位付けもなくなりました。
④難易度はキャラ次第!初心者・子供向けキャラなら簡単
キャラの中で「ヨッシーとトッテン」は敵に当たっても無敵です。
さらにヨッシーは「ふんばりジャンプ」や「敵飲み込み・吐き出し」が使えるので、
ヨッシーを使うとクリアの難易度はグッと下がります。(クリアしやすくなる)
ヨッシーやトッテン以外は、敵に当たるとダメージを受けます。
ちなみに今回マリオでもピーチでも、ジャンプ力や浮遊力は同じです。
(3Dワールドのピーチは浮遊力が高くてチート級でしたもんね)
ただしヨッシーとトッテンは、ファイヤー・ゾウなどの能力は付きません。
そしてヨッシーとトッテンも落下するとアウトになります。
ただし今回落下しても、すぐにアウト(残機が減る)わけではありません。
ゴースト化して、5秒以内に他プレイヤーに触れると元に戻れます。
「5秒以内に戻れたら」残機は減らないのでかなり優しい。
つまり、初心者や子供はヨッシーやトッテンを使えば、
「敵に当たってもダメージ無効」なので、難易度はグッと下がります。
ヌルすぎるなと思ったら、他のキャラを使えばOK!難易度は自分で調節できますよ。
5歳の娘は操作が簡単なヨッシーを使っています。
ちなみにヨッシーは「上に乗ることができる」ので、
子供がプレイしていて、どうしても難しくて先に進めない場面があったら、
親がヨッシーを操作して、上に乗せて進めるのもアリかと思います。
⑤隠しゴールやキノピオ隊長などやり込み要素が多い
今回のワンダーは、やり込み要素が多いところが良いですね。
- 「隠しステージ」「隠しゴールクリア」の発見
- 各ワールドの隠れた土管の先にいる「キノピオ隊長」の探索
- 「10フラワーコイン」「ワンダーシード」「パネル」の収集
隠しゴールをクリアをすることで、隠しステージが出現したり、
難易度最高☆5つステージが並ぶ「スペシャルワールド」へ行くことができます。
またキノピオ隊長が各ワールドの分かりにくい所に隠れていて、
「そんなところに隠れてたの!?」ってところに居たりします。
見つけるとフラワーコインを数十枚もらえます。
またステージの「完全クリア」を目指すのもいいですね!
- 3枚ある10フラワーコインを全てゲットする
- ゴールポールを「Wonderful」でクリアする
- ワンダーシードを全て見つける(隠しゴールでもらえる分も含む)
「完全クリア」すると、うっすらと緑のチェックが付くので目安になりますよ。
ワンダーは「やり込み要素が多い」ので、繰り返し遊べるのが良いなと思いました。
隠しステージや隠しゴールを見つけなくても、
ストーリークリアはできるので安心してください。
クリア後にじっくり探すのもおススメ!
⑥オンラインプレイで皆とゆるっと繋がれる
今回のワンダーは「オンラインプレイ」が可能です。
オンラインに接続すると、次のことができるようになります。
- ゴースト状態になった時、他のプレイヤーに触れれば助けてもらえる
- 他のプレイヤーがゴースト状態になった時、触れると助けてあげられる
- ゴースト状態の時、他のプレイヤーが置いたパネルに触れると復帰できる
- 謎解きで詰まった時、みんなの動きやパネルの位置がヒントになる
- アイテムをもらう・あげることができる
- 簡単なコミュニケーション(笑顔・♪・呼びかけ・?)ができる
他のプレイヤーに「ハッピーな事」をするとハートの数値が貯まります。
スコアの数値化から「ハッピーの数値化」への変更は良いなと思いました。
一緒に助け合ってる、一緒に謎解きしている感覚になれて楽しくプレイできますよ。
アイテムをくれたり、ゴースト状態になった時に助けてくれる人がいます。
私たち親子も、難しいステージでは色んな人に何度も助けられました。
そういった「人とのつながりや優しさ」に触れられるのが良いですね。
コミュニケーションも「言葉でのやり取り」はできませんので、
国を超えた交流ができ、かつ誹謗中傷などの危険性もありません。
気軽にオンラインプレイを楽しめますよ。
イマイチな所4つ
- おすそ分けプレイ(二~四人)はやりづらい
- 前作3Dワールドの方が面白かった部分も
- ボリューム少なめ・中ボスはクッパJrだけ
- ロゼッタは出てこない(デイジーが加入)
①おすそ分けプレイ(二~四人プレイ)はやりづらい
スーパーマリオワンダーでは、最大4人までマルチプレイできます。
ただ今回のマルチプレイはやりづらいなと感じました。
というのも、前作のWiiUや3Dワールドでは、
ステージの先に進んだプレイヤーが「画面の主導権」を握り、
画面から外れたプレイヤーは泡に包まれて運ばれ、
画面内のプレイヤーが泡を割ってあげることで復帰できました。
▼前作「3Dワールド」
なので「先にステージを進んだ人が画面の主導権を握れる」ことも、
後ろのプレイヤーは「泡に包まれた状態でずっと移動できる」こともできたんですよね。
(正直クリア寸前まで泡状態で運んでもらい、楽することもできました)
スーパーマリオワンダーでは、
前のステージで「旗に捕まった位置が1番高いプレイヤー」に「王冠マーク」がついて、
王冠のプレイヤーが「次のステージの画面の主役」となり、
王冠のプレイヤーが先に進むと、画面も先へ進んでしまいます。
つまり王冠のプレイヤーが先に進まないと他プレイヤーも進めません。
そして王冠プレイヤーがやられると他のプレイヤーに王冠が移ります
画面から外れたプレイヤーは「幽霊状態」となり、
5秒以内に画面内のプレイヤーに触れてもらわないとアウトになります。
なので「王冠のプレイヤーが他のプレイヤーに構わず先へ進んでしまう」と、
後ろのプレイヤーは必死に王冠のプレイヤーを追う羽目になるんですよね。
「画面の主役がやられない限りずっと固定」と言う点は賛否両論かもしれません。
それに3Dワールドのような「ずっと泡で運んでもらう」こともできなくなりました。
【追記】
LRボタン長押しで「自分でゴースト化」できます。
王冠を他のプレイヤーに譲りたい時に使えますよ。
(ゴースト状態になったら王冠は他のプレイヤーに移ります)
②前作3Dワールドの方が面白かった部分も
私は前作3Dワールドをクリア+裏ステージまで遊びつくしました。
正直に言うと3Dワールドの方が面白かった部分もありました。
今作は完全2Dなので、奥行のあった3Dワールドと比べると、
どうしても「自由度がなくて狭い感じ」があります。
▼前作「3Dワールド」
▼今作「ワンダー」
3Dワールドでは「奥行を使った謎解き要素」があり、
カメラの視点を変えるとグリーンスターやスタンプが隠れているなど、
色んな種類の「発見」が用意されていて、それが面白かったんです。
「ネコになって壁を登れる」というのも面白かったですね。
ワンダーは「何が起こるか分からない不思議な世界」が面白いですし、
完全2Dだけども、背景や手前の画面に移動できる部分があったりして、
「狭さ」を感じさせない工夫はしてありました。
ですが「奥行がない」と言うのはやっぱり「狭さ」を感じさせますね。
③ボリューム少なめ・中ボスはクッパJrだけ
ワンダーが届いてから、娘と一緒に毎日数時間プレイして、3日でクリアしました。
なので前作3Dワールドと比べたら、ボリュームは少ないなと感じました。
(ただし「やり込み要素」は3Dワールドより多いです)
前作3Dワールドは、ワールド数が6つあって、
その後出てくるクッパワールドをクリアすると、
さらに「真クッパワールド」が出てきたんですよね。
ワールドの最後には中ボス(クッパの手下)も色々と出てきました。
エンディング後はさらに「スター→キノコ→フラワー→クラウン」と、
ワールドが次々と出てきて正直終わりが見えなかったです。(合計12ワールド)
今回のワンダーもワールド数は6つですが、
その後出てくるクッパワールドをクリアすると、ゲームクリアとなります。
つまりワールド数は7つです。(スペシャルステージを含めると8つ)
なのでクッパを倒した後「あれ?もうこれでTheENDなんだ」と思いました。
今回はあっさりとした終わり方でしたね。
中ボスも「クッパJr」が何回も出てくるパターンです。
3Dワールドのような「クッパの手下」は出てきません。
なので「中ボス、またクッパJrなのか…」と思ってしまいました。
ロイなどのコクッパ軍団やキャサリンはどこに行ってしまったんでしょう…
④ロゼッタは出てこない(デイジーが加入)
前作3Dワールドでは、ある条件を満たすと「ロゼッタ」が出てきました。
今回隠しステージ(スペシャルステージ)の最後までクリアしましたが、
ロゼッタは出てきません。その代わり最初からデイジーが登場しています。
その点、ロゼッタファンにはショックかもしれませんね。
私はロゼッタもデイジーも好きなので、今回はデイジーを使ってます。
元気なお姫様って感じで可愛いですよ。
まとめ
スーパーマリオワンダーの面白かったところはコチラ
- ワンダーフラワーの不思議な世界にワクワク
- おしゃべりフラワーがカワイイ
- 制限時間廃止&難易度が星で表示
- 難易度はキャラ次第!初心者・子供向けキャラなら簡単
- 隠しゴールやキノピオ隊長などやり込み要素が多い
- オンラインプレイで皆とゆるっと繋がれる
一方、イマイチだったなと思ったところはコチラ
- おすそ分けプレイ(二~四人プレイ)はやりづらい
- 前作3Dワールドの方が面白かった部分も
- ボリューム少なめ・中ボスはクッパJrだけ
- ロゼッタは出てこない(デイジーが加入)
私は「面白い!繰り返し何度でも楽しめるから、買ってよかった」と思っています。
ステージでどんな「ワンダー(不思議)」が起こるのか、とてもワクワクしました。
そして今回「やり込み要素」が多いので、
サクッとクリアしても、しっかりやり込んでも楽しめるのはいいと思いました。
5歳の娘も毎日遊びたがるくらい楽しかったようで、
「大人も子供も楽しめる」のはさすが任天堂ゲームだなと思いました。
「やってみたいな」と思った方はぜひプレイしてみてくださいね。
▼11年前の作品でも面白い「3Dワールド」