閲覧ありがとうございます。ゲーム好き主婦はつがカエデです。
私はゼノブレイド123とクリアしてきましたが、
やっぱり1(DE)が一番安定していて、完成された作品だなって思います。
そのくらい1(DE)はストーリー・BGM・フィールド・UIの出来が良いです。
ゼノブレイド2や3は好みが分かれる内容なのに対し、
ゼノブレイド1(DE)は男女どちらでも楽しめる超王道RPGって感じ。
クリア後は大きな感動と達成感が味わえますよ。
ゼノブレイドを始めるなら、ぜひゼノブレイド1(DE)からやりましょう!
ディフィニティブ エディションのレビュー
私はゼノブレイド123を全てクリア、クロスは途中までプレイしました。
3までプレイした今でも、1(DE)はホントによくできているなって思います。
「時間を忘れるほど夢中になれる」神ゲーです。
ディフィニティブ エディション(DE)は、
Wii版「ゼノブレイド」のリメイク版です。
より遊びやすくなり、映像も美しく進化しています。
続編のゼノブレイド2や3は、好きな人と嫌いな人が正直分かれると思います。
「2は好きだけど3が苦手」「3は好きだけど2が苦手」という人も見かけます。
(2はお色気要素アリで男性向け、3は男女CP要素アリで女性向けって感じがします)
ですがゼノブレイド1(DE)は男女どちらでも楽しめる内容です。
なので「誰でも夢中になって冒険できるRPG」と言う意味では、
ゼノブレイド1(DE)が一番よくできていたなって今でも思います。
プレイ時間が余裕で100を超えるほど面白い
ゼノブレイドは「巨神界」と「機神界」という2つの世界に分かれています。
巨神界には人間(ホムス)や動物たちが、機神界には機械生命体たちが住んでいます。
…まず「機械生命体(マシーナ)って何?」となりますよね。
簡単に言うと「機械の体でできているけど、人間のように意思を持っている生き物」です。
(攻殻機動隊を知っているなら「草薙素子少佐」みたいな感じです)
あと頭に羽が生えているハイエンター、可愛いけど商売にうるさいノポン族も出てきます。
ゼノブレイドの世界は「個性豊かな種族が共存している」ところが面白いです。
そしてゼノブレイドは、地球のような「平面な土地の上に住んでいる」のではなく、
巨神や機神という「立体的な巨人像の上で住んでいる」という設定です。
しかも巨神や機神は昔、剣を使って戦っていたといいます(二神戦争)
それだけでも「巨神と機神に何があったんだろう」って興味がわきますよね。
なのでゼノブレイドの世界観に、いつの間にかどっぷり沼ってしまい、
「いつまでも巨神界と機神界の探索を楽しんでいる」って事になりがちです。
探索できるフィールドもめちゃくちゃ広いので、プレイ時間は余裕で100を越えます。
さらに「コレペディア」という、フィールドに落ちているアイテムを収集する要素あり。
また「キズナグラム」という、仲間や街の人との絆をつなげていく要素もあります。
ちゃんとモブキャラにも「活動時間(8時にいる・22時には居なくなる)」とか、
「複雑な人間関係(誰と誰が仲が良い・悪い)」と言う設定があって面白いんですよね。
しかもクエストをクリアすると、モブキャラ同士の関係が良くなったりもします。
そんな感じで「戦う以外にも楽しみがある」ため、いつまでも遊んでいられます。
キャラ達の性格の作り込みがスゴイ
ゼノブレイドは世界観やストーリーの作り込みもすごいですが、
主人公やヒロイン含め、主要キャラの人物像の作り込みもめちゃくちゃ細かいです。
(人物像…性格、生い立ち、他のキャラとの関係性など)
なので「本当に意思を持って生きているかのような」キャラが魅力です。
主人公シュルクの話をすると、
シュルクは幼なじみのフィオルンとラインが住む「コロニー9」の生まれではありません。
4歳の時に、雪山を探索していたディクソンによって、ひん死の状態で連れてこられました。
その後ディクソンがシュルクの親代わりとなって育てています。
ディクソンの影響でシュルクも兵器開発に興味を持つようになり、
今は「防衛隊兵器開発局」に所属して、謎の剣「モナド」の研究をしています。
▼モナドは下の画像の「赤い剣」です
探求心旺盛な学者肌で、偏食がちであり、ヒロインへの恋愛感情にも鈍感な性格。
(逆にヒロインのフィオルンは、シュルクに手料理をふるまうなど積極的)
そんなシュルクとフィオルン、幼なじみのラインはとても仲良し。
またフィオルンの兄であるダンバンを、シュルクとラインは兄のように慕っています。
ダンバンは1年前に「コロニー9を機神兵から救った英雄」
巨神界のホムスは、機神界からくる機神兵に襲われ、存続の危機に陥っていました。
ダンバンは謎の剣「モナド」をつかって何とか機神兵を退けますが、
モナドを無理に使いこなしていたことから右手を負傷し、今は長期療養中です。
…と言う感じで、キャラ単体もキャラ同士の設定も細かく設定されています。
なので漫画・映画を見ているかのようにゼノブレイドの世界へと引き込まれていきます。
シュルクの性格は「誠実・博愛・直感・弱気・英雄」と設定されており、
温和で争いごとを好まず、悩み事も一人で抱え込んでしまいがちです。
なので、どちらかというと「主人公らしく」ありません。
そんなシュルクがなぜ旅に出るのか?そしてどうやって世界を救う事になるのか、
ゲームを進めていくと「シュルクじゃないと世界を救えない理由」が分かってきます。
ストーリーが気になりすぎて「ゲームの辞め時が分からない」ってなります(笑)
パーティ仲間も個性豊かで魅力的です。
そしてシュルクにとって「どの仲間も自分を支えてくれる大切な存在」
そんな「仲間の大切さや繋がり」をゼノブレイドは教えてくれます。
フィールド探索が面白くて辞められない
ゼノブレイドの魅力は「めちゃくちゃ広大なフィールド」
隅から隅までマップを埋めるのに、何時間もかかるくらい広いです。
しかも朝~夜の「時間経過」や、晴・雨・雷などの「天候変化」もあります。
なので「本当に存在する世界を旅している」かのような気分になれます。
フィールド・戦闘・街に入る時もシームレスです。
ロードが入るのは「ムービーに入る前だけ」だったと思います。
広大な草原、危険な敵が徘徊する洞窟、落ちたら落下死しそうな高所、
夜になると木々が神々しく光る森、巨神の胎内など、
現実世界ではあり得ないような場所を隅々まで冒険できます。
フィールドに存在する敵も「弱い敵から強い敵まで」混在しており、
こちらがレベル20くらいの時に、レベル90もある敵に狙われることだってあります。
なので「(危険な)自然を冒険しているな」って感じがします(笑)
▼不動のゴンザレスはゼノブレイドプレイヤーのトラウマ的存在
ただし全員が戦闘不能になっても、ゲームオーバーやペナルティはありません。
「ランドマーク」という場所(やられてしまった場所の近く)から再開できます。
「いくらでも敵に挑戦できる」ところが嬉しいですね。
ゼノブレイドは、ゼルダの伝説ブレワイやティアキンに雰囲気が似ています。
ゼノブレイド制作会社モノリスソフトは、
ゼルダの伝説ブレワイ・ティアキンの制作にも協力しているからです。
(ブレワイにゼノブレイド2の衣装コラボクエストが出てくるくらいです)
戦闘システムの中毒性が高い・うるさいのが良い
ゼノブレイドの戦闘システムは独特です。慣れるまでは少し戸惑うかもしれません。
ですが理解できたら「無限に敵と戦っていられるほど」楽しくなります。
そのくらい戦闘システムの中毒性が高いです。
どのシリーズも敵に攻撃を仕掛けたら、オートアタックが始まります。
そして強力な技を繰り出す時「技(アーツ)」を使います。
ゼノブレイドでは、画像下にある「バトルパレット(白い丸)」へ、
アーツを最大8つまで自由に設定できます。(中央のタレントアーツは固定です)
ですがアーツを放つと、一定時間使えなくなります(リキャストタイム)。
なので「どこでどのようにアーツを放つか」が勝利のカギを握ります。
敵を「どの位置から攻撃したか」によってダメージが変化するアーツもあります。
ちなみにアーツはキャラごとに異なります。
なのでシュルクの操作に飽きたら、他のキャラを操作すれば違った刺激が味わえます。
シュルク(攻撃役)→ライン(盾役)に変えただけでも戦い方がガラッと変わります。
そしてゼノブレイドといえば「戦闘ボイスのやかましさ」も魅力(笑)
とにかくキャラ同士がよくしゃべります。ゼノブレイド1は特によくしゃべる。
どのキャラクターもアーツ名を大声で叫びますし、
敵に当たらなかった時やダメージを受けた時も何かしゃべります。
戦闘不能になったり、テンションが下がってしまった時も励ましたりしますし、
戦闘後もちょっとしたキャラ同士の会話が入ります。
つまり戦闘中ずっと誰かがしゃべってるので、BGMが聞こえないくらい賑やか(笑)
でも「キャラ同士助け合って戦っている」という感じがして好きなんですよね。
戦闘はけっこう難しめです。(同レベルの敵でも苦戦する時あり)
サクサクっと敵を倒したいなら「カジュアルモード」をおすすめします。
ゼノブレイドDEのレビュー・感想まとめ
私はゼノブレイド123とクリアしてきましたが、
やっぱり1が一番安定していて、完成された作品だなって思います。
そのくらい1(DE)はストーリー・BGM・フィールド・UIの出来が良いです。
ゼノブレイド2や3は好みが分かれる内容なのに対し、
ゼノブレイド1(DE)は男女どちらでも楽しめる超王道RPGって感じ。
クリア後は大きな感動と達成感が味わえますよ。
ゼノブレイドを始めるなら、ぜひゼノブレイド1(DE)からやりましょう!