閲覧ありがとうございます。主婦のはつがカエデです。
ゼノブレイドは1・2・3クリアしました。1と3が好きです。
ゼノブレイド2、戦闘システムも世界観もすごく良かったです。
特に戦闘システムは良く作り込まれてて、楽しくていくらでも戦えますね。
なのに時々挟まれる「少年漫画のようなノリ・お色気要素」が私には合わなかったです。
そのせいで私の中では「神ゲー」ではなく「良ゲー」くらいだと思っています。
物語中盤になってくると、その「気持ち悪いノリ」はなくなるんですけど、
序盤はそのノリが結構しんどかったです。
正直エキスパンションパスの黄金のイーラの方が「神ゲー」だと思いました。
ゼノブレイド2で「このノリはちょっとキツイな…」と思った所を紹介します。
下ネタ・ノリがきつい・苦痛を感じる時も
私は30代の女です。ゼノブレイドはめちゃくちゃハマりました。
続編のゼノブレイド2も、もちろんワクワクしながらプレイしたんです。
ストーリーをクリアして思ったことは、
面白かったけど「ストーリーを進めるのしんどいな」と思う時もありました。
(イーラが絡んでくる5話くらいから面白くなってくるんですけどね)
なんというか「若い男性のウケ」を狙いすぎているなって思ったんです。
「お色気要素のある少年漫画のようなノリ」って感じです。
特に気になった点はこんな感じ。
- ヒロインに向かって「身体を売る」発言
- 女性キャラが「この亀〇」と発言する
- メイド服や「お兄ちゃん」「萌え萌えキューン」などの発言
- 主人公のベッドでヒロインが一緒に寝ているシーンがある
- ヒロインが主人公に胸を押し付けるシーンがある
- 胸の大きいヒロインに膝枕してもらっている主人公のシーン
(カメラは「胸の下からのアングル」で映っている) - 女性型ブレイドの大きな胸が動くたびに揺れる
- デフォルメされた女性型メカロボにピンク色の下着を履かせている
かなり「女性を理想化しすぎ・男の欲を出しすぎ」って感じます。
ちなみにデフォルメされたメカロボの名前はサクラなんですけど、
ちゃんと「サクラ色の下着」をはいてたりするんですよ。
「そここだわるポイントなの?」と、ちょっと冷めた目で見ている自分がいました。
「ギャルゲー」ならわかるけど、ゼノブレイド2はギャルゲーじゃないですしね。
前作ゼノブレイドと全くノリが違ったので、正直ビックリしました。
物語中盤になってくると、その「気持ち悪いノリ」はなくなるんですけど、
序盤はそのノリが結構しんどかったです。
中盤からは一気に面白くなってくる分、もったいないなって思いました。
他ゼノブレイドシリーズとは「異色のノリ」
前作のゼノブレイドも次作のゼノブレイド3も、
そういった「男性向け発言・性的な表現」なんてありませんでした。
(1のカルナさんの戦闘ボイスは「大人な発言」のように聞こえる気もしますけど)
ゼノブレイド1の主人公シュルクとフィオルンの恋愛関係も、
このように「繊細な気持ちや距離感」が描かれていたから良かったんですよね。
高橋
最初は、シュルクが彼女のほっぺたに手を触れて、
自分の気持ちを伝えるシーンだったんです。
ところが「寝ている間にいきなりほっぺを触られるのは、
女性としては少し気持ち悪いです」と
服部さんから指摘されたんです。服部
そもそもふたりは恋人同士ではないんです。
なので、自分がもし寝ているときに
つきあっていない人から、急に頬を触られたら、
やっぱりちょっとビックリするだろうと思ったんです。
シュルクとフィオルンの恋愛にウブなイメージも損なわれてしまいますし、
そもそも「シュルクって、そんなに積極的なキャラだったかな?」と(笑)。高橋
「確かにそうかもなあ」と思って、
社長が訊く『ゼノブレイド』 より引用
最終的には手を握るように直しました。
そういうのがいろいろあったので、面白かったです。
ゼノブレイド3も、主人公とヒロインが徐々に距離を詰めていく様子が描かれていて、
「キャラたちの心が揺れ動いていく」様子がコチラにも伝わってきました。
それが良かったんですよ。まるで「ゲームの中でキャラが生きている」って感じで。
でもゼノブレイド2は、最初からヒロインが主人公に「好意を持っている」言動をします。
「会ったばかりなのに、どこでそんなに主人公のことを好きになったの?」と、
正直プレイヤーの心は置いてけぼりです。
というか会ったばかりの男性に、女性はそんな「最初からグイグイ迫ったり」しません。
なんだか「男性が描く女性の理想像」が映し出されているような気がして、
私はそのノリが、なんか受け入れられなかったです。
高橋
やっぱり自分たちだけでつくっていると、
社長が訊く『ゼノブレイド』 より引用
どうしても自分たちの趣味や嗜好する部分が出てしまうんです。
心情だったり、構成だったり、いろんな局面で、
偏った部分を任天堂さんから指摘してもらえたのは
本当にありがたかったですね。
ゼノブレイド2は、その「趣味や嗜好」を前面に出してしまったのでしょうか…
なのでゼノブレイド2は面白いけど、正直「これはないわ」と思うシーンもありました。
個人的にはゼノブレイド・ゼノブレイド3の方が面白かったです。
あと、ゼノブレイド2本編より「黄金のイーラ」の方がハマりました。
黄金のイーラは「お色気要素」がなく、キャラの繊細な心が描かれていて良かったです。
「前作のゼノブレイドの方が好きだったな」って方にはイーラがおススメです。
キャラデザが「あからさま」でひどい
ゼノブレイド2は齋藤将嗣さんがキャラデザしています。
絵はすごくうまいです…さすがプロのイラストレーターだなって思いました。
ただレックスが子どものように幼くて、ヒロインがムチムチのお姉さんってのが、
なんかどうも受け入れられないんですよね。
それにヒロインの「胸・腰・お尻」の強調がすごくて、どうしてもそこに目が行く。
特にヒカリちゃんの胸とお尻は、もうちょっとどうにかならなかったのかな…
やっぱり胸元とお尻が丸見えと言うのは、ちょっといたたまれないです。
ムービーでもどうしても「胸やお尻」に目が行ってしまいます。(そんな気がなくても)
「大乱闘スマッシュブラザーズ」で登場するヒカリちゃんは、
ぱっくり空いた胸元も見えなくなっていますし、足も黒タイツを履いているんですよね。
(2本編の姿では、スマブラのCEROに引っかかったのでしょうね…)
本編も「このデザインにしてほしかったな」って個人的に思いました。
ダンジョンがめんどくさい所も…
あとゲームをしていて気になったのは「ダンジョンが分かりにくい」ところ。
エルピス霊洞とルクスリアで「サンクトスチェイン」へ行く時はめちゃくちゃ迷いました。
ルクスリアはあまりにたどり着けなくてイライラして、ゲームを中断したほど…。
画面に表示されているマップを見ても、イマイチ目的地が分からないし、
なぜか「道が崩れて下に落ちてしまうトラップ」などもありました。
あれは「イラァッ…!!!」としましたね…なんでそんな酷い事するのって感じ。
しかも道中「ブレイドの力」を借りないと先に進めない部分があり、
「火属性ブレイドが複数人いないと進めない…」なんてこともありました。
ブレイドは「ガチャ要素」なのに、ストーリー進行で必要ってどういう事…???
もう少しわかりやすいダンジョンにしてほしかったし、
ブレイドガチャ要素は正直いらなかったです。色々と不満点もあるゲームでした。
ゼノブレイド3は「最短ルートがフィールド上に線で表示される」ので、
ゼノブレイド2の不満点をうまく改善してくれていました。
(3はブレイドも登場しません)
まとめ
ゼノブレイド2、戦闘システムも世界観もすごく良かったです。
なので「クソゲー」と言うつもりはありません。ただ「神ゲー」とも言えないかな…
個人的には「少年漫画のようなノリ・お色気要素」が合わなかったです。
もう少し「あからさまなお色気要素」がなかったら面白かったと思います。
個人的に「ちょっとキツイな…」と思う所が正直ありました。
戦闘システムや世界観がとても良かっただけに、そこだけ残念でした。
個人的にはゼノブレイド1(DE)・3、もしくは黄金のイーラをおすすめします。