閲覧ありがとうございます。ゼノブレイド好き主婦のはつがカエデです。
ゼノブレイドは1(DE)、2、3をクリアしました。(プレイ時間100時間越え)
中古価格でも、ゼノブレイド2の方が高く販売されています。
「なんで前作2の方が値段高いの?3って駄目だったの?」って疑問に思いますよね。
どちらもクリアした私が思う「4つの理由」をお話ししたいと思います。
- 3は最初からストーリーが激重
- 2のような「お色気要素」が3にはない
- 3の主人公が「俺がヒロインを救う」タイプではない
- 3のエンディングが「ハッピーエンド」ではない
そして「ゼノブレイド2が中古でも高い理由」もお話しします。
「俺が世界もヒロインも救う!」
「明るい展開で可愛い女の子が沢山出てくるRPGがいい!」
という方はゼノブレイド2がおすすめです。
私はゼノブレイド3は駄作ゲーではなく、神ゲーだと思っています。
最後に「3が神ゲーだと思った理由」もお話しします。
①3は最初からストーリーが激重
2は冒頭から「明るい感じ」で始まります。
主人公レックスは、巨神獣セイリュウ(じっちゃん)の背中の上で生活しています。
年齢は15歳と幼いですが、自分でサルベージャーという仕事をしてお金を稼いでいます。
レックスの両親は小さいころに他界し、今は自分で仕事をして生活していますが、
この「自由気ままな生活」を気に行っているため、本人も楽しそうに暮らしています。
なので主人公レックスは「明るくて前向きな性格」です。
ですが3は冒頭から「ストーリーが激重」です。
3の世界で生きる人全員が「敵の命を奪わないと自分や仲間が死ぬ」という世界ですし、
さらに寿命は「少年少女の姿から10年」というリミット付きです。
つまり「皆が毎日生き抜くために戦っている」ので、戦うことしか選択肢がない。
さらに戦死せず10年生き残っても「成人の儀」で強制的に葬られます。
つまりゼノブレイド2のような「自分で生き方を選ぶ」ことすらできない世界です。
主人公ノアも「おかしいのは分かってるけど、そうすることでしか生きられない」と、
納得はしていないけどやらざるを得ない…みたいな感じで受け止めています。
なのでノアは「達観しているリアリストな性格」です。
なので「ゲームの中くらい、明るくて楽しい夢を見させて欲しいわ」という人には、
ゼノブレイド3の世界感が重すぎて受け入れられなかったのかもしれません。
曲調もゼノブレイド2はアップテンポで明るく、3は悲しくて暗めです
②2のような「お色気要素」が3にはない
2はお色気シーンが結構ありました。
胸が大きくて、露出多めのお姉さんもたくさん出てきますし、
「動けば胸が揺れる」など、胸に対する造形に力が入っていました。
「ムチムチでお胸の大きなお姉さん」が好きな人にはたまらないと思います。
また「少年漫画のようなお色気要素」も挟まれているため、
ライトノベルのような展開が好きな人はゼノブレイド2がおススメです。
逆に3は、そんな「お色気要素」は一切ありません。女性キャラも露出少なめです。
しかも3の世界は、皆が「男女の違い」なんて分からない世界なんです。
男も女も「ただの同じ人間」としか思っていません。
なのでお風呂も男女一緒に入るシーンもありますし、
(演出にはお風呂の湯気が入りますので、姿は見えませんが)
女性キャラが男性キャラの前で裸になっても何も恥ずかしがらないんです…。
なので2のような「お色気要素」は全く感じません。
私はゼノブレイド2の「少年漫画のようなノリ」が好きじゃなかったので、ゼノブレイド3の方が好きでした。
③3の主人公が「俺がヒロインを救う」タイプではない
2のレックスは「困った女の子は放っておけない」とか、
「命を救ってもらったなら、その恩義を返さないといけない」など、
かなり男前な性格です。「俺がヒロインを救う!」という気持ちにあふれています。
一方、3のノアは「性差なく誰とでもまんべんなく仲良くする」と言うタイプ。
草食系主人公って感じですね。ゼノブレイド1(DE)のシュルクに似ている気もします。
さらにストーリーを進めるとわかりますが、ヒロインの方が男前だったりします。
(男前というか、ノアより一つ年上なので「姉さん」って感じと言うか…)
なので、ゼノブレイド1(DE)のフィオルンに似ている気がします。
つまり、ノアの方が「ヒロインがいないと生きていけない」ってタイプなんですよね。
「俺がヒロインを助ける」という気になりたいなら、ゼノブレイド2の方が良いです。
④3のエンディングが「ハッピーエンド」ではない
値段に差が付いている、最大の理由はココだと思います。
ゼノブレイド2の最後は「超ハッピーエンド」です。
ゼノブレイド3の最後は「バッドでもなくハッピーエンドでもない」って感じ。
なので「ゼノブレイド2のような終わり方」を期待していた人には、
『あんなに長い間頑張って、ゲームクリアして、この終わり方はあんまりだよ』
って感じた人はいるかもしれません。
私も「こんなみんな頑張って戦ったのに、こんな最後はあんまりだよ…」
ってボロ泣きしました(苦笑)
ただゼノブレイド3をプレイしてもらうとわかりますが、
2のようなハッピーエンドにしてしまうと、話の筋が通らなくなってしまいます。
ですが、さすがにモノリス側も「それではあまりに救いがない」と思ったのか、
最後だけ「ちょっとだけ希望が見える」演出が入っています。
「超ハッピーエンド」がいいならゼノブレイド2の方がいいでしょう。
ゼノブレイド2が中古でも高い理由はなぜ?
ゼノブレイド2が中古価格でも「1や3より高い」のは、
おそらくですがホムラとヒカリの「大乱闘スマッシュブラザーズ」への参戦でしょう。
大乱闘スマッシュブラザーズからゼノブレイド2を知り、
ゼノブレイド2の面白さにハマっている、という人は多いと思います。
大乱闘スマッシュブラザーズのターゲット層はおそらく「10代~20代の男性」
ゼノブレイド2も「10代~20代の男性」向けに作られた感じです。
主人公のレックスも15歳と、まさに「共感を得やすい年齢」ですしね。
ガチャ・ロボット改造・お色気要素・お宝発掘・レトロゲームなど、
ゼノブレイド2は「男のロマンや喜ぶ要素」が満載なんですよね。
なので大乱闘スマッシュブラザーズのターゲット層にピッタリだと思いました。
なので「スマブラからゼノブレイド2を知って、2の人気が再燃した」
という可能性はあると思います。
逆にゼノブレイドやゼノブレイド3は
「20代より上の大人が楽しめるゲーム」
人生で色々あったからこそ理解できる面白さがあります。
▼30代の女性にはちょっと「キツイな」と思うシーンもありましたけどね…
ゼノブレイド3は駄作なのか?
先ほど紹介した➀~④「ゼノブレイド2が3よりも高い理由」を見ていると、
『もしかしてゼノブレイド3って駄作?』と思う方がいるかもしれません。
ですが私はゼノブレイド3は神ゲーだと思っています。
こんなにも生き方を考えさせられて、泣かされたゲームは初めてです。(5回泣きました)
あなたがもし人生に「生きづらさ」を感じているなら、
ゼノブレイド3をやっていると、胸に刺さるシーンが沢山出てくると思います。
「生きづらい」と感じていた理由はこれだったんだなとわかると思いますよ。
(特にセナ、ヨラン、シャナイアには共感すると思います)
今の私たちの時代は「結果を出さなければ価値がない」という風潮ですよね。
だから今の時代とゼノブレイド3の世界感がとても似ているんです。
(「戦って成果を出す=仕事でお金を稼ぐ、昇格する、地位や名誉を得る」)
なので「恋愛に興味がない、子供も作らない、お金にならないことは意味がない」
「たくさんお金(力)を持っている物が幸せ」みたいな。
そうでなく「本当の幸せとは何なのか」「ありのままの自分とは何なのか」
ゲーム上で悩み、苦しみ、希望を見い出すキャラクターの成長を見ているうちに、
プレイヤーにも本当の「幸せ」を気付かせてくれる、良いゲームだなって思います。
私はゼノブレイド123の中でも、3が一番大好きです。
ぜひプレイしてみて、駄作かどうか判断してもらいたいなと思います。
ちなみにゼノブレイド3のエキスパンションパス「新たなる未来」は、
ゼノブレイド123クリアした人だからこそ楽しめるゲームです。
「新たなる未来」をするなら全シリーズやりましょう!
まとめ
私が思う「ゼノブレイド2が3よりも高い理由4つ」はこちら
- 3は最初からストーリーが激重
- 2のような「お色気要素」が3にはない
- 3の主人公が「俺がヒロインを救う」タイプではない
- 3のエンディングが「ハッピーエンド」ではない
なので「俺が世界もヒロインも救う!」「明るい展開で可愛い女の子が沢山出てくるRPGがいい!」
という方はゼノブレイド2がおすすめです。
ゼノブレイド2の半額くらいで売られてしまっているゼノブレイド3ですが、
私は駄作ゲーではなく、神ゲーだと思っています。
「本当の幸せとは何なのか」「ありのままの自分とは何なのか」
ゲームやキャラクターを通じて教えてもらった気がします。
私は3が一番好きなんですが、合うかどうかは人それぞれだと思いますので、
ぜひプレイしてみて、あなたのその目で判断してほしいなと思います。